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他山の石ーもう見ていられない

野田内閣の支持率が僅かに上昇したようだが、これは3・11の東日本大震災発生から1周年を迎え政権に対する批判を控えようという無意識の意識が国民の間に働いたからで、決して野田内閣に対しての支持が増えたということではないと思う。

かりそめの支持率アップである。通常国会の審議が再開されたら早速元に戻ってきた。参議院の予算委員会の審議が始まったら、いよいよ野田内閣のダメ振りが顕わになってきた。

誰もタオルを投げようとしないのが不思議である。田中直紀防衛大臣を晒し者にして何も痛痒を感じないようだから、結構野田総理も藤村官房長官も相当な神経の持ち主である。

国会中継は見ていないようで見ている。自分の時間がたっぷりある方々の楽しみの一つが国会中継である。ずっと見て来ているから目が肥えている。

見ていられないよ。そう言いながら見ている。

何も知らないんだから、もう国会議員も辞めた方がいい。何で大臣を引き受けるんだろう。見ていて気の毒になるくらいだ。そう言いながら、ずっと見ている。

野田総理がどう対処するかを見ているのである。

参議院の追及はさらに激化するだろうと思われる。私の見るところ、田中直紀防衛大臣の辞任は必至である。

もう一人参議院で追及の対象になるのが、小川法務大臣だろうと思う。

多分、この人もいずれは辞任せざるを得なくなるだろう。自分で意識しないで、自分の所有する競走馬の様子を見ていたようである。見ているという明確な意識も記憶も無かった、ということだから性質が悪い。まさに無意識にそういう行為に走ったということだ。

委員会の開会中だったか委員会(党首討論)の開会前だったかは、もはや関係がない。法務行政、司法行政のトップの座に座っている法務大臣が委員会(党首討論)での審議よりも自分の所有馬の方に心を奪われていた、ということが問題なのである。 こういう大臣がトップに座っているような法務省では、真面目に仕事をしようとしている部下の人たちが気の毒である。やる気がない人は、さっさとその職を返上すべきである。

他山の石である。野党の国会議員も、あるいは与党の国会議員でこれから政府の要職を務めることになると思われる人たちはよくよく勉強しておくべきである。もう、誰も助けてはくれない。

特に、野田総理は。前にもこんなことがあったような気がする。

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