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【10連休】カレンダー販売企業は「祝日訂正シール」付きで販売するなど対応苦慮「もっと早く決めてくれれば」

2019年の5月1日とその前後を祝日とする閣議決定が、11月13日にされた。1日は皇太子さまが即位し、元号が変わる。祝日法で、祝日に挟まれた平日は休日扱いとなるため、前日の4月30日、翌日の5月2日も休日となる。来年のゴールデンウィークは10連休になる見通しだ。

カレンダーや手帳の制作・販売を手がける企業にとっては、「もっと早く決めてほしかった」というのが本音だろう。2019年のカレンダーは既に店頭に並んでいるが、ほとんどは5月1日やその前後を平日として記載している。

コストは上がったが「評判はいい。追加注文の数もいつもより多い」

画像はプレスリリースより

トライエックス(埼玉県)は9月15日から、同社が販売するカレンダーの一部に祝日訂正シールを付けている。ゴールデンウィークが10連休になった場合、半透明の赤いシールを貼ってもらうことで、その日が祝日だと分かるようにと工夫したものだ。

同社によると、2019年のカレンダーは、2017年の秋頃からデザインの制作に入っていたという。例年通り、2018年の1月には下版を刷る予定だったが、国が5月1日を祝日扱いすると検討していると知り、予定は崩れたという。

「国に対しては、カレンダー業界からも『早めに決めてほしい』とお願いはしたのですが……。業界ルールとしては、日付の横に『新天皇即位日』などの記載は入れられても、数字の部分は黒字にするしかありませんでした。お客様に塗っていただくなども考えましたが、弊社の場合は、半透明の赤いシールで対応するという手段を取りました」

シールを付けた分コストは上がったものの、価格は据え置かれている。カレンダーの売れ行きは上々だという。

「評判はいいです。いつもと同じお店で販売していただいているのですが、追加注文の数も普段よりちょっと多いなと感じます」

ただ、国の決定に関しては「早く決まるに越したことはない」と、少々不満ものぞかせた。

「早く決まれば、カレンダーの印字も朱色に出来ましたし、5月以降の元号も『新元号』などの曖昧な表記にすることはありませんでした」

13日の閣議決定を受け、新しくカレンダーを刷り直すことはないという。菅義偉官房長官は13日の記者会見で「連続した休暇を取ることで、ゆとりのある国民生活の実現を期待したい」と語っている。即位日の扱いも、ゆとりをもって決めることはできなかったのだろうか。

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