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米大統領欠席のASEAN関連会合、自由貿易の重要性強調へ


[シンガポール 11日 ロイター] - 11日からの1週間では、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の関連会合出席のためアジア太平洋地域の指導者がシンガポールに集結する。会合では多国間主義からミャンマーのロヒンギャ問題などの地域問題まで、多岐にわたる議題が話し合われる見通し。

会合には中国、日本、インドの首脳が出席し、多国間貿易システムへの支持を表明するとみられるが、トランプ米大統領は出席しない。中国の台頭抑制を狙った米国のアジア重視の戦略を疑問視する声があがっている。

米国からは代わりにペンス副大統領が出席。関連会合には中国の李克強首相、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、安倍晋三首相らが出席する。

李首相は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)への支持を呼びかける見込み。RCEPには16カ国が名を連ねるが、米国は含まれていない。

中国はRCEPを積極的に推進しているが、李首相は米国との貿易摩擦解消に向け両国関係改善の必要性を訴えるとみられている。

李首相とペンス副大統領が個別に会談を行うかどうかは不明。米中は月末にブエノスアイレスで首脳会談を予定している。

シンガポールに集まる首脳の多くは、週末にパプアニューギニアで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席する。

ASEANは13日に首脳会議を開催。ロヒンギャ問題に対する意見の違いが鮮明になる見通し。会議にはミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問が出席するほか、この問題でスー・チー氏に批判的なマレーシアのマハティール首相も出席する。

ロヒンギャ問題はコンセンサス重視のASEANが直面する最大級の人為的惨事。外交関係者や人権活動家の多くは、この問題に正面から取り組まなければ、ASEANの信頼性を揺るがす事態に発展すると警告している。

このほか、ASEANと中国は南シナ海での行動規範についても協議する予定だが、合意は難しい見通し。

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