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病いを治す 医療の本質だが、本人の生活の質を高めるために何をするか ちょうど歴史の狭間なのだと思う

あの小池一夫さんが入院されているそうです。その小池さんが発したツイートはこちら。 高齢者の生活、健康の維持、医学、医療、介護、生活の質においてとても意味のある内容だと思います。

その中で今の高齢者医療に関してある医師がこのようなツイートをしていました。 家族のサポートを得ながらの在宅での医療という理想と現実の違いです。在宅を強く推進する医療者、そしてそれをサポートできる周りの環境がないと本当うまくいきません。正直どちらもある程度の妥協、そして教育は必要です。それでも現実の在宅復帰は難しいもので、家族も働いて生活する必要がありますから最終的にはあの藤掛病院のようなところが終の住処となることもよくあります。

理想論をとく医療者、患者にとっては在宅は多分とてもいいことだと思います。ただその理想を生むためには家族の力が必要で、お金も人も時間も必要です。それこそ赤ん坊が熱を出したらすぐに対応して休むことで会社から文句を言われた方に、今度は自分の親が調子が悪いといってまた対応を要求され、仕事を休むことを強要させる環境に耐えてもらわなければいけません。

この問題は理想と現実をしっかり分析した上で、現実的には何をしなければいけないかを検討しなければいけません。そして今の一部の慢性期の医療(本来は患者の生活の質を維持しながらその人の人生をサポートするのが目標、ただし胃瘻、点滴、褥瘡、寝たきり、認知症、拘束等で生命を維持させている入院も存在)、急性期での医療(治療を駆使してとりあえず生命を助ける)の区別を医療者も患者も理解しなければいけません。そしてこの急性期、慢性期の医療を患者毎にスムーズに移行することを行わなければいけません。

最終的にはそのスムーズな移行には医療者(医師、看護師、介護師、SW、CW)、患者、家族のコミュニュケーションをまとめる指揮者が必要です。出ないと前回の記事のようなコミュニケーションエラーがおきます。

正直難しいですが、この部分に行政が介入し、その行動に利益をしっかり確保し(ボランティアではダメ)、雇用を呼び、経済を回すことが日本の医療において現実的には必要と今は考えるようになってます。

医療者も患者も家族もどこかで妥協しながら最善を目指す。偽善のような言葉ですがこれしかないと思って仕事してます。

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