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「隣人を愛する」牧師も移民排斥のトランプ大統領を支持、その真意は


 上院は共和党、下院は民主党が過半数を占める“ねじれ議会“となった米中間選挙。選挙から一夜明け、トランプ政権が再始動した。

 中間選挙でトランプ大統領を支えたとされているのが、キリスト教の福音派の人々。福音派は聖書の記述を第一とするプロテスタント信者で、アメリカの人口の約25%を占めている。長年、共和党の支持の基盤となっており、「人工中絶反対」「親イスラエル」という主張に対しトランプ大統領は、イスラエル大使館のエルサレム移転やカバノー氏ら2人の保守派判事を指名することなどで期待に応えている。


 選挙期間中のテキサス州では、投票を呼びかける福音派牧師のバスツアーが行われていた。日本では「政教分離」という意見もあり、なかなか見られない宗教者の政治活動。アーサー・ホーランド牧師は「僕がカリフォルニアに住んでいた時も、教会に次期大統領候補を呼んでスピーチさせたりしていた。国を愛する、政治家のために祈るという意味では、昔からクリスチャンは政治に関わってきた」と説明する。

 トランプ大統領は移民問題に対し厳しい政策をとっているが、その大統領を支持することは「隣人を愛する」キリスト教の教えに反しないのか?アーサー牧師は「保守的な立場の白人の中には、ラストベルト(五大湖周辺のさびれた工業地帯)で生活している人たちもいる。アメリカの動きの中で、田舎で真面目に働いていたのにないがしろにされていった人たちが多くいる。そういう人たちの心をトランプ大統領が掴んだ。聖書の中には『自分を愛するように隣人を愛しなさい』という言葉があるが、アメリカを愛するためにまず自分を愛するという意味では、聖書の解釈にもよるがアメリカ・ファーストのトランプ大統領はそれに応えてくれているとなる。難民や移民だけが隣人ではなくて、『アメリカに以前からいた私たちも隣人だろう』という叫びがある」と述べた。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

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