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東京医大は救済限定 医学部入試不正の全貌を

東京医科大が、7日記者会見を開き、昨年と今年の医学部医学科の不正入試で、本来なら合格ラインを上回っていたのに、得点操作の影響で不合格となった受験生が女子67人を含む計101人に上り、全員を追加合格の判定対象とする、と発表しました。

希望すれば、成績順に来春の入学を認めるが、募集人員などとの関係で、入学を許可しない人が出る可能性がある、としています。追加合格は最大63人、ということで、このやり方だと、成績が低かった在校生より得点が高い人でも、不合格になる可能性があり、公正さに欠けることになると思います。

一方、在校生は新たな順位表で不合格になる位置にいても、退学にはしない、ということです。東京医科大で、2017年度と2018年度の入試で合格して入学し、再判定後も合格ラインを上回った、いわゆる正規合格の在校生は、計177人いる、とのこと。

記者会見で、林由起子学長は、「定員枠を大幅に超える入学を受け入れることはできない」と説明し、教育環境への影響などに言及しました。しかし、同大の関係者は、「定員を大幅に超えると、文部科学省からの補助金がカットされる」と述べている、ということです。

被害を受けた学生のことを第一に考えるべきだと思います。また、東京医科大のほかにも医学部入試の不公正な実態が明らかになっているのに、文部科学省は、その名前を明らかにしていません。もう受験生が進路を決める時期で、推薦入試の出願は始まっています。不正があった大学は、自ら明らかにして、来年の入試への対応を示してほしいと思います。

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