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何をいまさら「核軍縮をめぐり日米対立」だ

きょう11月9日の各紙が報じた。

国連総会第一委員会(軍縮)で11月1日に採択された日本の提出した核廃絶決議をめぐり、日米間で意見の対立があったことが8日わかったと。

すなわち、米政府は、核保有国に核軍縮を促す核拡散防止条約(NPT)第六条の明記は認められない、NPTは核不拡散条約だ、なぜ核軍縮に焦点を当てるのか、などと反対し、日本がそれに応じなかったため、米国は棄権したというのだ。

しかし、何をいまさら核軍縮をめぐって日米対立だ、と報じるのか。

日本は国連総会で核兵器禁止条約が採択された時、米国の核抑止力が減じる事になるといって反対し、世界を失望させた。

あの時すでに日本は取り返しのつかない間違いを犯したのだ。

唯一の被爆国であるにもかかわらず、唯一の核投下国である米国の核の傘を優先し、核抑止力の信奉を世界に見せつけたのだ。

その日本が、よくもあつかましくも、これまでどおり、核廃絶決議案を提案したものだ。

米国の反対をはねつけて決議採択を実現させたなどと自慢できるものだ。

報道する方もする方だ。

何をいまさら「核軍縮をめぐり日米対立」だ。

こんなことが、複数の外交筋の話で分かったからといって、ニュースにするほうがおかしい。

むしろ賛成国が一昨年より23カ国も減少したことこそ大きく報道すべきだ。

日本の提案する核廃絶決議案など、もはや誰も本気で受け止めようとしなくなったということだである。

唯一の被爆国が泣いている(了)

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