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「組長に会いに行き、包丁で腹を…」城咲仁が明かした「クラブ愛」愛田元社長の”歌舞伎町への想い”


 "東洋一の歓楽街"と謳われ、人々の欲望を飲み込んで来た新宿・歌舞伎町。一歩足を踏み入れると、暴力団組員風の男が「お前みたいなハナクソに!クソガキが黙っとけコラ!」と怒鳴り声を上げていた。先月25日、この街を舞台にホスト文化を広め、カリスマと呼ばれた人物がこの世を去った。


 それが、最盛期には400人を超えるホストが在籍し、年商20億円を稼いだ伝説的ホストクラブ「クラブ愛」の元社長・愛田武さんだ。19歳で新潟から上京、家具販売会社の営業を経て28歳の時にホストに転職。以後50年にわたって、歌舞伎町で根を生やすように生きてきた。私たちが現在抱くホストクラブのイメージは、愛田さんが築き上げたものといっても過言ではない。


 先週土曜日に執り行われた愛田さんの通夜。祭壇には600個のシャンパングラスのタワーと、赤い花で作られた「愛」の文字が飾られた。400人を超す参列者の中には、「クラブ愛」で5年連続ナンバー1に君臨し"伝説のホスト"と呼ばれ、現在はタレントとして通販番組などで活躍する城咲仁さんの姿もあった。


 「"俺は仁のようなプレイヤーじゃないから、経営者として仁を守るから"って。そんな温かい言葉をもらって…」。涙を拭いながら、愛田さんとの思い出を語る城咲さん。「僕は伝説とか言われたけど、足元にも及ばない。そんな"偉大な父"が、20歳そこそこの、駆け出しのホストに頭を下げてくれた」。


 800万円のロマネコンティを注文する客を持ち、現在、本店代表を務める壱さんも、女性の憧れを叶え、楽しんでもらうためには手間を惜しまなかったという愛田さんを"父"と慕う。愛田さんが「きらびやかだね~山小屋みたいでしょ?」と自ら装飾を施した品々が遺る店内で、壱さんが「店内の装飾も自分でやられる方だった」と振り返ると、城咲さんも「金のライオンの置物は、元々グリーンだった。ボンドを持ってきて色々貼り付けちゃう(笑)」と応じた。


 「どのような女性にも、魅力が必ずあると思っていますから。10人いたら10人とも好きになれますよ」と話し、女性たちが安心して遊べるホストクラブにするため、"明朗会計"と、みかじめ料を要求してくる暴力団の完全排除を目指していたという。

 当時のことについて城咲さんは「自ら組長に会いに行って、包丁を出して腹を切った。"これで勘弁してくれ"と。そうしたら、向こうも"落とし前つけたから、これ以上はやれないだろう"と言って手打ちになった」と、愛田さんの秘話を明かした。


 強面な外見とお茶目な中身のギャップで多くの女性を魅了した愛田さん、2008年のインタビュー映像には「私も昔はヨン様って言われてたんだけど、今はぴんからトリオです」と冗談を話す姿も残されていた。歌舞伎町については「イメージよりも安全だよ。刺されるかもしれないけど、なかなか死にはしない。だって、なんかあればすぐに警察が飛んできちゃうんだから」と話していたが、その裏では人知れず努力を続けてきたようだ。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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