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第3四半期のフィリピンGDP、前年比+6.1% 3年ぶりの低い伸び


[マニラ 8日 ロイター] - フィリピン統計局が発表した第3・四半期国内総生産(GDP)は前年同期比6.1%増と、伸び率は2015年第2・四半期(6.0%増)以来3年ぶりの低水準となった。家計支出の弱さや輸出セクターと農業セクターの軟調が背景。

第3・四半期のGDPは、上方改定された第2・四半期の6.2%増、ロイターがまとめた予想中央値の6.3%増を下回った。

前期比では1.4%増加。伸び率は同じく上方改定された第2・四半期の1.5%を下回った。

ペルニア国家経済開発長官は統計発表後の会見で、家計支出の鈍化は一時的とみられるとした上で、「2018年通年の政府の成長率目標6.5─6.9%の下限を達成するには、第4・四半期のGDP伸び率が最低でも7%になる必要がある」と指摘した。

今回の統計を踏まえると、フィリピン中央銀行がインフレ抑制に向けて、すぐに利上げを実施する可能性は低いとみられる。中銀は次回の政策会合を15日に開く。

同中銀は来年にインフレ率を目標の2─4%の範囲に抑えるため、直近4会合で計150ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。

INGのシニアエコノミスト、ニコラス・マパ氏は、15日の会合で0.25%の利上げを予想していたが、追加利上げは見送りと修正。「追加利上げの見送りで経済には一息つく余裕が生まれ、第4・四半期に6%超の成長軌道を取り戻すことができる」との見方を示した。

一方キャピタル・エコノミクスのアジア新興国エコノミスト、アレックス・ホルムズ氏は、年間の成長率見通しを6.5%から6.2%に引き下げた。これは政府の目標レンジを下回る水準で、第3・四半期の減速を理由に挙げた。

*内容を追加しました。

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