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がんと免疫 がんもいろいろ もちろん遺伝・環境要因もあるけれど、大部分は運・不運

今まで免疫治療についていっぱい書いて来ました。(とりあえず代表例「免疫力」総論 2

その中でがんとは何か。免疫との関連は。そして免疫治療は。以上を可能な限り難しい部分は端折ってわかり安く書きたいと思います。

まずがんとは何か。
遺伝子異常を伴い、その体を蝕む細胞が生じる病気です。

ただがんもいろいろ()あることは以前書いた通りです。

ではどうやってできるのか。それは正常に起きている細胞分裂の際、一定の確率で起きてしまうもの。それはほとんど運、不運でできるものです。親の因果が子に報いがないわけではありませんが、確率は低いものです。

女子SPAに出た大須賀先生の記事です。(がんはなぜできる?みんなの誤解に苦しむがん患者達

がんが発生するには、大きく分けて3つの要因が関わっています。
1つは、異常な遺伝子を親から引き継いだことで起こる遺伝的要因
2つ目は、ヒトが生きている間に行われる細胞分裂で偶然にできてしまう偶発的要因。
3つ目は、タバコを吸ったり、特定のウイルスに感染して起こる後天的な環境要因

遺伝で有名なのは乳がんのBRCAでしょうか。それ以外にもいくらかあります。でも割合は少ないのです。

本来出来損ない、遺伝子が異常ながん細胞のたまごが分裂でできると、細胞が持つ自殺遺伝子が活性化してたまごが消えたり、明らかに形がおかしいがん細胞のたまごは免疫細胞から異常と判断をうけ排除されます。そう本来がんができないように人間の体は制御されているのです。(排除相:正常に起きる免疫がん抑制システム

だから免疫力を高めることは、がんのたまごからがんへの発生予防においては悪い話ではありません。おそらくですが、健康食品などはこの免疫力によるがんのたまご排除部分に作用するかもしれません。そう本物のがんが発症する前の予防部分です。(エビデンスはありません)

そして今あるがんはこの正常に存在する免疫がん抑制システムをすり抜けてできたものですから、今の免疫を活性化するだけでは対抗できません。いや効率が悪すぎるのです。(そしてその効率を変えたのがオプジーボです。)
そして後天的要因、本当タバコ、アルコール、生活の不摂生などはエビデンスもはっきりした間違いなくできるがん予防です。(でも割合は偶発的要因より多くはありません。)

下記は大須賀先生の魂の言葉、まとめです。


>ほとんどのがんは“偶発的要因”で起こる
>癌患者さんの過去を責めて、その心の呵責を元に勧誘するイカサマ治療などにも騙されてはいけません。
>がんの多くは、患者が何か過去に悪いことをしたから起こっているわけではなく、ヒトという生き物には長生きすると、この病気が潜在的に起こってしまうリスクがあるのです。間違った誤解から癌患者さんを責めたり、自分自身を責めたりしないでください。
>環境要因で起こる癌は、現在では予防できる癌ですので、正しい情報を理解して予防することが必要です。

ここでもわかりますが、免疫力とか、日頃の行いとかであなたのがんを説明している人間、医師ほど免疫を知らないバカです。あなたを騙してお金を儲けようとする詐欺師です。(一部は勉強不足で本当に正しいと思い込みのかたがいますが)

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