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携帯電話と総務省の怠慢

昨日、携帯大手3社の業績について書いた。と、その1社、KDDIからEメールが届いた。「(ガラ携)契約から2年が経過する、自動更新するかどうか、この期に解約するなら無料、それ以外の時点で(変なタイミングで)解約すると手数料がかかる」とあった。「変なの」だ。

僕自身、スマホはSIMフリー、話すのはガラ携である。スマホで喋るのは疲れそうだから。本当は、やり方を変えるのが面倒なだけかもしれない。

今回は、そのガラ携の契約をどうするとの問い合わせである。親切な案内のようなのに、何故「変なの」と思ったのか。2つばかり理由がある。

1つには、この契約はかなり前からのもので、それだけ長期利用者なのに、新たな割引もなく、しかも途中解約にはペナルティなんて、あまりにも酷いと感じた。

もう1つには、KDDI自身が途中で契約内容を変更したからである。4/5に書いたように、海外での携帯電話サービスに大きな変更がなされた。「しゃあないな」と代理店に行くと、つっけんどんな応対をされてしまった。

他の携帯大手の契約内容を知らないものの、KDDIの顧客軽視の契約内容が許されているとすれば、それは監督官庁である総務省が認めたからである。多分他の携帯大手も大同小異と考えていいだろう。

あまりにも片務的な契約である。総務省が業社寄りであり(多くの役所が少なくとも最近まで業社寄りだったのだが)、ガラ携なんて過去の遺物だというので、ほったらかしになっているのだろうか。

スマホの料金問題に火が付いたのも、総務省が業者に甘かったからである。さすがに見逃せないなと、政府の上層部が思ったに違いない(安倍内閣を売り込むのが直接の狙いだろうが)。検索すると、総務省総合通信局が電気通信サービスに関する相談を受けているらしい。時間の無駄になりそうなので、99%電話しないだろうが。

ついでに書くと、僕は遺産相続でKDDIの株式を持っている。実のところ、大学時代だったか、親に国際電信電話(KDDIの前身)の株式を推奨し、儲けさせた。ということで、ずっと(日本株が嫌いになった1980年台後半以降、相続するまではそうでもなかったかな)KDDIの少しばかりのファンだったのだが、いろいろと残念である。

現在、規制産業には遅かれ早かれ曲がり角が来る、だから長期保有すべきではないと思っている。残念ながら、今は立場上、KDDI株を売却できないが。

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