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豪9月小売売上高、予想下回る 第3四半期は1年半ぶりの低い伸び


[シドニー 2日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局(ABS)が2日発表した9月の豪小売売上高は、前月比0.2%の増加にとどまった。同国では賃金の伸びの低迷や住宅価格急落を背景に消費者が支出に慎重になっており、第3・四半期の成長率が期待外れに終わる可能性がある。

ロイターが集計したエコノミストのコンセンサス予想は0.3%増、7月は横ばい、8月は0.3%増だった。

第3・四半期の売上高は前期比0.2%増で、伸びは第2・四半期の1.2%を大きく下回り、2017年3月以来の低い伸びとなった。

発表を受けて豪ドルの対米ドル相場<AUD=D4>は0.7195米ドルに下落。きょうは一時、1カ月ぶりの高値を付けていた。

今週発表された住宅着工許可件数、消費者物価指数(CPI)、主要都市の住宅価格などの豪経済指標は軒並み低調な内容だった。

きょうの小売売上高は、第3・四半期の成長率に対する個人消費の寄与度が低そうなことを示唆している。

また、今後2年間の豪経済成長率が3%を超えるとの豪準備銀行(中央銀行)の見通しにも影を投げ掛けている。

JPモルガン(シドニー)の上級エコノミスト、ベン・ジャーマン氏は「きょうの数値はやや弱く、同様にかなり弱い四半期の締めくくりとなった。(第3・四半期の)売上高は家計消費項目に関する限り、次の国内総生産(GDP)がかなり低調な滑り出しとなることを示唆している」と述べた。

業種別では、衣料品・靴、個人装飾品の売上高が減少した一方、家具を含む家庭用品、敷物、建設資材、百貨店の売上高は横ばいだった。食品小売りと外食が唯一の明るい材料となった。

またインフレの兆候はほとんどみられず、小売価格デフレーターはわずか0.4%の上昇となった。

*内容を追加しました。

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