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田原総一朗が元気すぎる「テレ東」を語る「ギリギリ感が…」


 テレビ東京が今年で開局55周年。営業利益ではフジテレビを抜き、民放キー局で4位に浮上。『池の水ぜんぶ抜く』シリーズや『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』など、話題の番組も多数生み出している。

 いったいテレ東はなぜこれほど元気なのか。

 テレ東OBの田原総一朗氏が、後輩たちへの檄を込めて語った。

「僕が入社した当時の東京12チャンネルは『テレビの番外地』と呼ばれていて、制作費はほかの局の5分の1以下。そこで、よそと勝負するため “危ない番組” を作ればいい、と考えた。

 僕の自伝のタイトルでもあるけど、とにかく『塀の上を走れ』って。刑務所の塀の上を走るような、ギリギリの番組を作ってきた。おかげで僕は2度ほど警察に捕まっているからね。

 他局が絶対に企画できない番組を作る、そこがテレビ東京のおもしろさで、僕の中では今も『朝まで生テレビ!』なんかに続いている。

 これからも他局が絶対にやらないことをやれ、それを続けろと、後輩たちにはエールを送りたいね」

 一方、コラムニストのペリー荻野氏はこう分析する。

「テレビ東京のドラマの味は『スキマ産業のおもしろさ』なんです。扱うテーマは王道ではなく、主人公の日常やマニアックな能力、スローな冒険譚など。

 そんなスキマのテーマを『見たい人だけ見て』と、開き直りに近い感覚で出してくる。低予算は承知のうえ。ゆえに新進気鋭のクリエイターが、自分らしさをぶつけてくる。あきれることもあるが、ハマッたら大変。

 テレビ視聴の形が個別化し、求められるコンテンツの細分化が進んだ現在、『スキマドラマ』こそが視聴者のニーズを拾っているのです。

 各局がスキマ狙いをしてきても、その上を行くスキマ感。この知恵と勇気と潔さがある限り、テレ東ドラマは強い。間違いないです」

(週刊FLASH 2018年10月16・23日合併号)

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