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今の日本で売れない歌手をどうプロモーションするか

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日曜日にたまたまポケッとテレビを付けたら、ファーストアルバムを出したけど売れず、それでも諦めず必死に活動し、どこのレコード会社も契約してくれなくてやっとコロンビアからセカンドアルバム(プレスは自費)を出した蘭華さんのストーリーをやってました。ノンフィクションという番組でしかも2週連続。

これがリリース
日本レコード大賞企画賞を受賞したシンガーソングライター蘭華セカンドアルバム「悲しみにつかれたら」から101歳祖母の究極のラブストーリー「愛の遺産」MV公開!!




番組中、オリコンで100位にはいるのが小さいですが夢と語っていたけど、まだオリコンってあるんだ・・・って思ったほど。しかも順位を確認しようと思ってオリコン見たら30位以下を見るのが有料・・・・ww 業界人のためのサービスになってる。ww

しかたないのでiTunesのアルバムランキングで見てみた。
歌謡曲ジャンル ・・・ほぼすべて懐メロ。ww
JPOP・・・・200位以内に見当たらず

番組では、事務所の社長のおじさんと、年取ってプロデューサーとしてはこれが最後の仕事といっている有名な方と3人で必死に頑張っているのが報じられていた。確かに声は透き通ってなかなか素晴らしいが、正直言って自分は買う気にはならなかった。もちろん番組中でもライブ(催し物会場)でCDを買う方はいたので、自分だけがそうなのかもしれない。

本日はこの方をdisるつもりは毛頭なく、どうすれば本気で売れるのかを今の時代に合わせて考えてみたい。実はプロダクションからの相談はたまにくるが、予算がほぼないので仕事としてはやっていないのですが、自分が考えたらこうなるって感じです。

いまの日本で音楽を買っているのは誰か

自分がCDを全く買わなくなってから10年以上は経過している。買うならiTunesである。音楽はそれほど好きではないが年に5枚くらいのアルバムは買う。海に行くときがめちゃ早朝なのでそのときに流しているわけです。あとはトレーニングの時にAppleWatchとAirPodで流す。

まずは日本レコード協会の2017年データ。1952サンプル。

まず確かにここ8年でお金を払って音楽を買う人の比率が激減している。が、なぜか2017年に少し戻した。

ただで聞いてるという層は8年前には29.4%、2017年は33.3%だから実はたいして変わっていないのである。問題なのは「音楽に無関心な層の増大」であります。

ではいったい音楽を買っているのはどういう層なのか・・・・これを見てみます。

圧倒的に高校〜 20代の社会人

で、年齢を追うごとに音楽を買わなくなります。AKBとかEXILEとかジャニーズとかが売れるのがコレで分かるわけですが、ランキング上位には松任谷由実とか宇多田ヒカルとかケツメイシとかサザンオールスターズもいる。こういうアーチストの作品は中高年しか買わないと思われがちだが、


お金を払う層は「魅力的なアーチストや楽曲に出会えば買う」と回答しているので、実は30代以下もけっこう買っているのではないかと思います。ただおじさん、おばさんばかりのライブには行きにくい。ww

データが出てこないのだが、昔の日本では歌謡曲と同時に洋楽のファンも多かったが、いまの日本では圧倒的に邦楽です。特にいまの人は「共感できる詩」で買うという傾向があるとか読んだことがある。実際に売れたのは2017年資料では


でありまして、よく言われる投票券で1人が複数枚買うAKB商法はおいておいても、41歳の安室ちゃんや36歳のAIや37歳の星野源のような広い世代に支持されてるアーチストもミリオン〜4ミリオンを出しています。

高齢者は年齢層ではもっとも音楽を買わない。むしろ無関心がどんどん増大している。演歌や民謡がどんどん売れなくなっているのがこれで分かります。

↑の番組内では、地方の無料のイベントを回って必死に高齢者や家族連れなどにアピールしていたが、そもそもこの層は有料の音楽を買う率がもっとも低いのである。もちろん人口比では大きいので音楽を買う総人口は若者より多いかもしれないが、比率が小さいと言うことは興味を持っている人の比率が小さいわけで口コミも効きづらい。

新しいアルバムも「101歳の祖母とのラブストーリー」なわけで、狙ってるのは高齢者だと思いますが、「そこ、一番音楽を買わない人たちだから」ということですわ。

よってわたしが言うとすると

大学生から20代に響く楽曲(特に詩)を書くべき

ということになるでしょう。アイドル路線とは明確に異なるAIだってダブルミリオン出しているわけだしね。

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