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渋谷ハロウィンって一体… 若者の劣化の原因を本気で考えるべきだ

 若者は羽目を外すこともバカなこともしつつ、やがて成長し大人になっていく…、という一般論は、今や虚しく響くだけ。
 渋谷のハロウィンについて、種々、報道されているのをみると、日本の若者の劣化を感じざるを得ません。
 成人式で暴れることもそうですが、単に一時、羽目を外したでは片付けられない様相です。

 この動画のバカ騒ぎは、嫌悪感しかありませんし、比較するのもどうかとは思いますが、敢えて言えばヘイトデモなどとは比べものにならない怖さがあります。集団心理の中で暴走しているだけで、自分の頭で何かを考えて行動しているようには全く思えないからです。  弁護士ドットコムのこの記事からも集まってきた人たちの層がどのようなものなのかの一端を示しています。
渋谷ハロウィン「こんな堂々と痴漢されるもんなの?」逮捕者続々、露出度高い衣装に「自己責任論」も
 読んでいて気分が悪くなります。車を横倒しした人たちもそうですが、こうした行為をする人たちに人としての優しさなど全く欠如しているのでしょう。

渋谷のハロウィンにはこんなかわいさは全くない

 ところで、ここでも流行の「自己責任論」が言われていますが、確かに痴漢はダメものはダメなのですが、そもそも、渋谷のハロウィンはこうした層が集まるところというところということは認識した上で、行く行かないを決めるべきでしょう。この場合もこうした場所だとわかった上で赴けば確かに自己責任論は当てはまります。

 但し、「自己責任論」はお前が悪いという意味ではありません。どうも安田純平さんの件もそうですが、「自己責任論」がお前が悪いということの意味で使われているのが問題です。

 また江川紹子さんのツイートを紹介させて頂きます。

 もちろん年若い少女にこうした危険を考えないのかと言うのは酷かもしれませんが、被害に遭わないためにもよくよく考えてね、そうしないと結局、嫌な目に遭うのは自分なんだからね、ということで自己防衛を考えることも大事なことです。

 中には、痴漢はダメなものはダメと自己責任論を否定する人たちもいますが、そこでの自己責任論は安田さんに対するものと同じで「お前が悪い」という意味でとらえてしまっています。
 決してそうではありません。自己防衛も大事だということを考える必要があるわけです。少なくとも渋谷のハロウィンはそうした巣窟のような現実があるわけです。
 安田純平さんたち戦場ジャーナリストが戦地に赴くのとは違うのですから、敢えて痴漢に遭うようなところに出向く危険は、決して犯して欲しくはありません。

 もちろんこうした渋谷のハロウィンを禁止すれば解決するという問題ではありません。機動隊が厳戒態勢をとればもちろんこうした暴走行為は防げます。しかし、こうした暴走しかねない層は潜在化しているだけでいつ何時、暴発するかもしれません。こうした層は、渋谷のハロウィンのような場を欲しているわけで、そこが禁止されれば別の場に移るだけです。

 ヘイトスピーチもそうですが、何故、こうした言動が行われたり、若者が暴走するのかその原因を考え、克服していくことこそ大事なことです。

 最後に、若者は劣化していない、いつの時代も同じだという意見が必ず出てきますが、何ら対応も考えないまま、当たり前だということで放置すれば、いずれ取り返しのつかないことになりますよ。
成人式や成人の日を迎えて起きる現象 若年層の言動を憂う以上に教育の現状を憂う

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