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ペットボトルと市バス乗車券を交換、インドネシアで初導入


[スラバヤ 23日 ロイター] - インドネシア第2の都市スラバヤで、ペットボトルやプラスチック製カップと市営バスの無料乗車券を引き換える新たなリサイクル制度が今年4月から導入され、注目を集めている。

利用者は、バスターミナルにペットボトルを持参するか、バスに直接持ち込んで「運賃支払い」にするかの方法で、無料の乗車券をもらうことができる。券は2時間有効で、1枚につきプラスチックカップ10個またはペットボトル5本など、大きさに応じて持参量が決められている。

スラバヤは2020年までにプラスチックごみゼロを目指しており、インドネシアで初めてこの制度を導入した。

ある住民は、「ペットボトルのようなごみは近所に山済みになっているので、ここに持ってきた。環境が綺麗になるだけでなく、ごみ収集の仕事も楽になる」と話した。

別の住民は、「ごみを持ってくれば家で山積みになるのを防げるうえ、有効利用できる。これはウィンウィンの状態だ」と述べた。

市の統計によると、市内のごみの15%に当たる約400トンがプラスチック。1台のバスが1日に収集できるペットボトルは最大250キロで、1カ月の合計は約7.5トンという。

収集したペットボトルは、蓋やラベルをはずしてリサイクル業者に売却され、収益はバスの運行や市内の緑地関連支出に充てられる。

スラバヤの交通当局者は、「インドネシアは世界有数のプラスチックごみ排出国。われわれはこの制度を通じて、特にプラスチックごみ関連を中心とする環境問題への世論の意識を向上させたいと願っている」と述べた。

科学誌サイエンスに掲載された2015年の統計によると、インドネシアは中国に次いで世界第2の海洋プラスチックごみ排出国となっている。

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