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サウジ記者死亡、実権握る皇太子に最終的責任─トランプ米大統領=新聞


[イスタンブール 24日 ロイター] - トランプ米大統領は、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の死亡について、同国の実権を実質的に握っているムハンマド皇太子が最終的な責任を負っているとの認識を示した。

今回の問題を巡り、トランプ大統領が示した最も厳しい発言となる。

トルコ・イスタンブールのサウジ領事館で起きたカショギ氏殺害について、ムハンマド皇太子は下級工作員によるものと主張。トランプ大統領は米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、皇太子の主張を信じたいとしつつも、責任はより高い地位にあるとの考えを示唆した。

ムハンマド皇太子がカショギ氏殺害に関与していた可能性があるかとの質問に対し、トランプ大統領は「皇太子はサウジ政府でかなりの実権を握っており、誰かが動いたのであれば、おそらくムハンマド氏だろう」と応じた。

さらに、計画の初期段階で今回のことを知っていたかムハンマド皇太子に尋ねたが、皇太子は否定したとし、「誰が始めたのかと聞いたところ、下位の役職の者と答えた」と語った。

皇太子の回答を信じているのかとの質問に対しては「信じたい」としたほか、サルマン国王は事前に何も知らなかったことを確信していると述べた。

WSJとのインタビューに先立ち、トランプ大統領は記者団に対し、カショギ氏の殺害でサウジは「史上最悪の隠ぺい」を行ったとの見解を示していた。

この日はこのほか、ポンペオ国務長官が 国務省職員に宛てた電子メールで、米政府はカショギ氏の殺害を巡り完全な解明を求めるとの見解を示した。

カショギ氏の殺害を巡ってはトルコ大統領補佐官が「ムハンマド皇太子の手は血塗られている」と発言。この発言がエルドアン大統領の見解を反映したものかは現時点では不明だが、大統領に近い人物の発言としてはこれまでで最も厳しいものとなる。

トランプ氏、およびトルコ大統領補佐官が示した見解についてサウジ当局者からコメントは得られていない。

*内容を追加しました。

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