記事

LINEの7─9月期は先行投資で赤字、稼動会員は6四半期ぶり増加


[東京 24日 ロイター] - LINE<3938.T>が24日発表した2018年7─9月期連結決算(国際会計基準)は営業損益が35億円の赤字に転落した。前年同期は58億円の黒字だった。金融サービスなど戦略事業の先行投資が収益を圧迫した。

売上高に当たる売上収益は前年比16.9%増の518億円に拡大した。売上の過半を稼ぎ出す広告は前年比では22.2%増の269億円と大きく伸びたが、4─6月期比ではディスプレイ広告が新プラットフォームへの移行期であることが響き、1.1%減となった。

出澤剛社長は決算説明会でディスプレイ広告について「広告単価が新システムへの移行期間中で低下している」と説明。「年内は同じレベルで推移すると想定しているが、新システムへの移行が進めば再度成長率が高まる」との見通しを示した。新システムの本格稼動は、来年1─3月期を予定している。

一方、減少傾向にあったコミュニケーション・コンテンツなどは前年比では2.1%減となったが、4─6月期比では1.7%増とこのところの減少傾向に歯止めがかかった。

7─9月期の主要4カ国(日本、タイ、台湾、インドネシア)の月間アクティブユーザー数は1億6500万人(4─6月期は1億6400万人)と、2017年1─3月期以来6四半期ぶりに増加に転じた。

最終損益は95億円の赤字(前年同期は16億円の黒字)だった。

2018年1─9カ月累計では、売上収益が前年比24.7%増の1512億円、営業利益は同72.4%減の67億円、最終損益は60億円の赤字(前年同期は120億円の黒字)だった。

(志田義寧)

あわせて読みたい

「LINE」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    副外相 中国への肺炎支援に異議

    鈴木馨祐

  2. 2

    五輪巡る批判報道に無言の圧力か

    WEDGE Infinity

  3. 3

    新型コロナで「新手の派遣切り」

    田中龍作

  4. 4

    破産者マップ再びか 識者が警鐘

    町村泰貴

  5. 5

    新型肺炎の専門家見解「信じて」

    中村ゆきつぐ

  6. 6

    百田氏 謝礼もらう保守論客いる

    女性自身

  7. 7

    肺炎で安倍政権が守りに 米報道

    飯田香織

  8. 8

    パパ活女性200人超が犯罪被害に

    NEWSポストセブン

  9. 9

    なぜネットは社会学者を嫌うのか

    津田正太郎

  10. 10

    パラサイトと万引き家族は対照的

    紙屋高雪

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。