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臨時国会開幕を前に沖縄で始まった自民党と公明党の崩壊

 今日から臨時国会が始まりましたが、その開幕を前に沖縄で始まったようです。政党としての自民党と公明党の崩壊が。

 県知事選、豊見城市長選、那覇市長選と、沖縄で実施された地方選挙が野党系の3連勝に終わりました。しかしそれ以上に注目されるのは、県知事選と那覇市長選での得票差の大きさです。

 とりわけ那覇市長選で当選した城間さんと落選した翁長さんの得票差は、ほとんどダブルスコアになりました。投票率は48.19%でその低さも注目されましたが、自民党支持者の多くが投票所に足を運ばなかったからではないでしょうか。

 地元では、「こうも簡単に見捨てるのか」という声が上がっているそうです。政府・与党は劣勢を見越して立候補を辞退するように翁長候補に圧力をかけたといううわさも流れています。

 安倍政権は選挙戦に配慮する姿勢を示すこともなく、選挙終盤の17日に名護市辺野古の埋め立て承認撤回への対抗措置を打ち出すなど、県民の心を逆なでするような暴挙に出ました。「人海戦術が持ち味の創価学会員の姿が見えなかった」(県連関係者)そうで、公明党の締め付けも力を失ったように見えます。

 すでに県知事選でも、自民党や公明党では支持層離れが始まっていました。期日前投票の出口調査によれば、自民党支持者の2割、公明党支持者の3割が玉城候補に投票し、無党派層では7割もの人が玉城候補を支持したというのですから。

 今回の那覇市長選では、自民党支持者の多くが政府・自民党の対応に嫌気がさして棄権したように思われます。選挙が終わってから、自民党の国場沖縄県連会長が辞任しましたが、沖縄自民党の崩壊を象徴する出来事だったように思われます。

 公明党も深刻な状況に直面しました。県知事選や那覇市長選で創価学会信者の有力者が公然と三色旗を掲げて反旗を翻したからです。

 自民党が苦戦しているのは沖縄だけではありません。沖縄での勝利は本土の野党勢力を励まし、その流れが波及し始めています。

 10月14日の千葉県君津市長選と21日の兵庫県川西市長選でも与党系の候補が敗れました。京都の大山崎町長選では、共産党だけに支援された新人候補が、自公の与党だけでなく立憲民主や国民民主に支援された現職町長を破るという「奇跡」が起きています。

 今度の日曜日(28日)は新潟市長選の投票日ですが、ここでも野党支持の小柳候補が猛烈に追い上げています。沖縄の勢いを受け継いで、何としても勝利していただきたいものです。

 今日、臨時国会が始まって新たな与野党の論戦の火ぶたが切られました。その幕開けに際し、地方選での敗北が連続すれば安倍首相にとっては大きな打撃となることでしょう。

 「選挙の顔」としての安倍首相に不安が高まることになります。新たに選対委員長となった甘利さんの調整力にも不信感が高まります。

 第4次安倍改造内閣は暗雲漂う中での船出となりました。大きな政治の嵐を巻き起こし、早々に難破させたいものです。

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