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- 2018年10月18日 23:42
KYB…、名は組織を表す?
「KYB」という社名が悪かったのだろうか。
「カヤバ工業」から「KYB」に社名変更したのは2005年。その2年後に第一次安倍内が「KY内閣」と呼ばれたことで「KY(空気を読めない)」が流行語大賞になることを分かっていたらこの社名にはしなかったかもしれない。
製造業では「KY」は本来「危険予知」の略語。KYBはその名の通り「空気を読めない」だけでなく「危険予知もできない」組織になってしまってしまっていた。
とはいえ、データ改ざんはこの会社の専売特許ではなく、多くの企業で行われてきており、もはや日本企業のお家芸といえる状況になっている。
忘れてはならないことは、データ改ざんは民間企業だけでなく、「KY」の育ての親でもある安倍政権の行政分野でも行われていること。
日本社会が抱える本質的な問題は、民間企業のデータ改ざん問題は長期間大きく報じられ批判を受け続けるのに対して、政府や霞が関によるデータ改ざんは短期間で幕引きが図られてしまうところにあるのかもしれない。
「カヤバ工業」から「KYB」に社名変更したのは2005年。その2年後に第一次安倍内が「KY内閣」と呼ばれたことで「KY(空気を読めない)」が流行語大賞になることを分かっていたらこの社名にはしなかったかもしれない。
製造業では「KY」は本来「危険予知」の略語。KYBはその名の通り「空気を読めない」だけでなく「危険予知もできない」組織になってしまってしまっていた。
とはいえ、データ改ざんはこの会社の専売特許ではなく、多くの企業で行われてきており、もはや日本企業のお家芸といえる状況になっている。
忘れてはならないことは、データ改ざんは民間企業だけでなく、「KY」の育ての親でもある安倍政権の行政分野でも行われていること。
日本社会が抱える本質的な問題は、民間企業のデータ改ざん問題は長期間大きく報じられ批判を受け続けるのに対して、政府や霞が関によるデータ改ざんは短期間で幕引きが図られてしまうところにあるのかもしれない。