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絵本のない幼児時代とは何か~たとえば「ぐりとぐら」

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■読解力とは語彙力に基づく「世界」の広さそのもの

ホリエモンがいつもどおり自分を炎上させながらも、その中身は珍しく直球で語る幼児教育に関するこの記事(【堀江貴文×三田紀房】読解力のないヤツが多すぎる明確な理由)を読んで、なるほど、貧困層はこのようにして「見えなく」なるのかと思ったので、以下書いてみる。

ホリエモンは、最近の子ども若者たちの「読解力」が落ちたと直撃する。その理由を座談会出席者たちとあれこれ検討し、結局は幼児時代の「絵本体験」にあるのでは、と指摘する。

読解力とは語彙力に基づく「世界」の広さそのもので、世界の広さは言葉の獲得量に比例し、それを獲得するには子ども時代よりとにかく「ことばの量」を浴び続けることにつきる。

また、それに加えて、子どもの興味関心に身近な大人(親)が辛抱強く寄り添い、興味関心をベースにしつつさらにその世界を広げる。

そうした積み重ねで、子どもの「シナプス」がつながっていき、何かの分野で才能がきらめき始める。

このような最先端の議論は徐々に浸透し始めてきているように僕は思うが、ホリエモンの座談会においても、読解力を伸ばすためには結局幼児時代の「絵本体験」にあるのでは、と言及される。

■ぐりとぐら

が、ホリエモン自身は親に絵本をあまり読んでもらったことがなかったらしい。そのかわり、「レコード」で絵本の物語・言葉世界を享受していったようだ。座談会はこう続く。

堀江:朗読とかも付いてるヤツ。……絵本って、お母さんとかが読んでくれるものじゃないですか。

三田:いわゆる読み聞かせってヤツですね。

堀江:そう。でも、ウチは共働きだったから、絵本を読んでくれないわけよ。だから、レコードで……。

三田:昔ありましたよね、ソノシート付きとか。

堀江:僕の持ってたのはソノシートじゃなくて、ちゃんとしたレコードが付いてるヤツで、それが親の代わり。

出典:【堀江貴文×三田紀房】読解力のないヤツが多すぎる明確な理由

という感じでダラダラ進んでいくのだが、幼児のホリエモンは、レコードという「親」の力で芳醇な言葉の世界(=ホリエモンの世界そのもの)を拡大していったらしい。

確かに、絵本は幼児にとっては最強の世界観拡大ツールだ。ときに規範的なものもあるが、たとえば「ぐりとぐら」シリーズなどは多くのことを示唆しており、メタファーに満ちている(ぐりとぐら)。

ぐりとぐらがカステラを協力してつくり、森の友だちたちが喜んでほおばる、そのシーンを繰り返し読んでいくだけで、幼児の世界は広がっていくだろう。

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