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「ゲームはオタクがやるもの」eスポーツを認めない体育会系おじさんと文化系のヒエラルキー

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撮影:富田恭透

倉持:BLOGOS読者の皆様、こんにちは!尻職人こと倉持由香です。今回は先日行われた東京ゲームショウの話から。

今年は歴代最多の総来場者数を記録したということで、会場の幕張メッセがあるJR海浜幕張駅がすごいことになっていたんです。一般デーの土曜日に行ったんですが、駅のホームに降りてから人が多すぎて改札を出られないんですよ!駅の外に出るまで15分ぐらいかかったんじゃないかな。その時点から「今年はかなり人多いぞ…!?」って感じました。去年はもうちょっとスムーズに動けたので、海浜幕張駅の混雑具合でゲームショウの盛況ぶりが分かりますね。

Getty Images

近年、来場者数が伸び悩んでいたというか、下がり気味かなという印象だったんですけど、今年はスマホゲーだけでなくコンシューマーのタイトルもすごく盛り上がっていて、ゲーム離れをしていた層がまたゲームに興味を持ってくれたのかなって。

今年の目玉は『eスポーツ』!レッドとブルーの大きなステージが2つが用意されていて、いろいろなタイトルの大会が開催されていました。最終日に行われた「CAPCOMProTourジャパンプレミア」は特に注目度が高く、ステージエリアから観客がはみ出てしまって立ち見状態!先日、情熱大陸でも取り上げられて注目を浴びている「ときど」選手がルーザーズから逆転優勝して、賞金500万円を獲得。応援バルーンやレッドブルが観客に配布されたり、海外大会のような盛り上がりでした。

ステージ出演では、いつもお世話になっている「AKRacing」というゲーミングチェア(ゲームプレイ向けの椅子)の組み立てをお客さんの前でやりました。グラドル数人でただ椅子を組み立てるというだけのステージです(笑)。

でもそれが大人気で、人がめちゃくちゃ来てくださったんですよ!豪華ゲストや人気タイトルのステージがたくさん開催されている東京ゲームショウで、椅子を組み立てるだけのステージにこんなに人が集まっていいの!?ってなりました(笑)。嬉しくて嬉しくていつもより念入りにネジを回して、「あっ、すっごい入ってる…」「もっと奥に差し込んでぇ…!!」とか叫んでました。ネジの話ですよ♡

あとはDMM GAMESブースに3年連続で出させていただきました。今年もPUBGステージだったんですけど、鈴木咲ちゃん、逢坂愛ちゃん、セクシー女優のつぼみさんと4人でセクシースクワッドを組んで戦いましたが、私はすぐにキルされてしまって良いところを見せられなくて(笑)。

ステージだといつも家でやっている環境と全く違うんですよね。ステージのスピーカーが爆音なのでゲーム音が聞こえなくて、足音が聞こえないからどこから敵が来たのかわからないまま、いつの間にかやられたー!って状態で。

でも環境を言い訳にしていられないというか、もちろんプロの方々はこういう場所で結果を出しているわけだし、いつ、どんな環境で、誰が見ていようとも常に落ち着いたプレイが出来るようになりたいです!

eスポーツは「スポーツ」なのか

Getty Images

2019年の茨城国体ではeスポーツが取り入れられることが決まりましたし、そのうちオリンピックの正式競技になるんじゃないかという話もあります。

まだまだeスポーツが本当のスポーツと平行線上に出てくることには賛否両論あって、「たかがゲームじゃないか」という意見もあります。お父さん世代からしたらなかなか受け入れられないのかな。「ゲームをスポーツって呼ぶな!」みたいな。

どうしても今の日本だと体育会系より文化系の方がちょっと下に見られるじゃないですか。スポーツは肉体を使って汗をかいて素晴らしいもので、「ゲームはオタクがやるものでしょ」みたいな印象がどうしても拭えなくて。

私も本気でスポーツをやっていたわけじゃないからスポーツと比べてこうだよって言えないんですよね。「スポーツと同じぐらい凄いんです!」なんて言い出したら炎上しちゃいそうなので…。

もうちょっとスポーツとは別物ってくくりにしたほうがいいんですかね。eスポーツの「スポーツ」って言葉に過剰反応して「汗をかいてないだろ!」って噛み付く方が多い気がするんですよ。

自分の知らなかったモノが出てきたことに対して「絶対認めん!」っていう姿勢じゃなくて、「なるほど、最近はこういう文化もあるんだな」という広い心で受け入れてもらえたらなと思います。

昔コロコロコミックで連載されていた「ゲームセンターあらし」という、大会場でゲーム対決をする漫画がありましたけど、あの世界観についに現実が追いついたんだよって。



ゲームはスポーツじゃないって言ってるのは学生時代にサッカーや野球でしごかれてきた方々なんですかね。「俺たちは汗水たらしてやってきたんだ。グラウンドをうさぎ跳びしてきたんだぞ!」みたいな。「オタク達はそういうことしてないだろ!」って感じで認めて貰えないのかもしれませんね。

eスポーツだから、「体を動かしてないんだろう」とか「汗をかいてない、努力してない、疲れてない」って思うかもしれないけど、大会の後に選手のげっそりした顔を見ると、本当にアスリートだなと思うんです。激しいレバー操作で腱鞘炎を起こす選手もいるし、肉体的にも精神的にもヘロヘロになりながらみんな世界で闘ってるんですよね。そんな努力の裏側がもっと知られて欲しいなと思います。

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