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米小売売上高、9月は小幅な伸び 個人消費は力強さ維持


[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した9月の小売売上高は前月比0.1%増と、市場予想の0.6%増を下回った。自動車の売り上げが増えた一方で、外食が約2年ぶりの大幅なマイナスとなり、全体水準を抑制した。

ただ、個人消費は力強さを維持したまま第3・四半期を締めくくったことが示唆され、輸出や住宅市場の落ち込みが予想されるものの、国内総生産(GDP)の伸びを支援するとみられる。

9月の前年同月比は4.7%増だった。

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は前月比0.5%増と、好調な伸びだった。コア売上高はGDPの消費支出に最も近いとされる。8月のコア売上高は当初発表の0.1%増から横ばいへ下方改定された。

9月の前月比の内訳は、自動車が0.8%増。8月は0.5%減だった。衣料は0.5%増と、8月の2.8%減から持ち直した。オンライン小売は1.1%増。8月は0.5%増だった。家具は1.1%増。運動・娯楽は0.7%増だった。電子・家電は0.9%、建材は0.1%それぞれ増加した。

一方、外食は1.8%減と、2016年12月以来の大幅な落ち込みとなった。商務省当局者は、ハリケーン「フローレンス」が小売売上高の統計に与えた影響の度合いを計ることはできないとしながらも、ハリケーンの被害によって外食の売り上げが減った可能性もあると指摘した。

ガソリンスタンドは0.8%減。原油の値下がりを反映したとみられる。

ハイ・フリクエンシー・エコノミクスの米経済チーフエコノミスト、ジム・オサリバン氏は「個人消費の伸びとしては、結果的に依然かなり堅調な四半期となるようだ」と述べた。

モルガン・スタンレーの米経済チーフエコノミスト、エレン・ゼントナー氏は、「外食サービスなどの小売売上高は9月にハリケーンの影響を受けたかもしれない。ただ、この月の消費者信頼感は引き続き堅調で、われわれの見方では消費者需要はなお損なわれていない」と述べた。

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