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シティ、第3四半期利益が予想上回る 債券取引の増収や費用減で


[12日 ロイター] - 米金融大手シティグループ<C.N>の第3・四半期決算は、債券トレーディング収入の増加やメキシコの個人金融事業の好調、費用減が寄与し、利益が市場予想を上回った。

シティの株価は一時2.4%上昇。その後は約1%高で推移した。

債券トレーディング収入は9%増加。10%減となったJPモルガン・チェース<JPM.N>と明暗が分かれた。

エスカレートする米中貿易摩擦の状況を踏まえ、米銀大手5行の 債券トレーディング事業の収益動向が注目されている。シティは9月、債券およびトレーディング総収入が横ばいないし小幅増にとどまるとの見通しを示していた。

グローバル・コンシューマー・バンキング部門は2%の増収。為替変動の影響を除外したベースでは3%の増収だった。

とりわけ、中南米のコンシューマー・バンキング事業の収入はメキシコ資産運用事業の売却収入も含めて20%増加。事業売却分を除外すると8%増だった。

業績が懸念視されていた北米クレジットカード事業は3%減収。ホテル「ヒルトン」ブランドのクレジットカード・ポートフォリオ売却が響いた。ただ、同影響を除くベースでの純金利収入は18億8000万ドルと、前四半期から5%、前年同期から3%それぞれ増加した。

投資銀行部門の収入は8%減少し12億ドル。シティは投資銀行収入については、案件の規模や予想する終了時期に鑑み小幅減少と予想していた。

純利益は46億2000万ドルで前年同期の41億3000万ドルから増加した。1株利益は1.42ドルから1.73ドルに増加。自社株買いで発行済み株式総数が前年比8%減少したことが寄与した。リフィニティブのI/B/E/Sデータによると、アナリストの1株利益予想の平均は1.69ドルだった。

総収入は183億9000万ドルで、前年同期の184億2000万ドルから小幅減少した。

営業費用は1%減の103億1000万ドル。

経費効率性を示す指標は56%だった。

米税制改革で実現した減税の恩恵で、所得税準備金は3億9500万ドル減少した。

有形自己資本利益率(ROTCE)は11.3%。コーバット最高経営責任者(CEO)は2020年までに13.5%とする目標を掲げている。

*内容を更新しました。

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