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  • mkubo1

AIJ事件の素朴な疑問点

新聞やテレビで、いろいろと報道されていますね。AIJのファンドに投資した年金基金の名前がすべて書かれたりと、話題性には事欠きません。まあ、ディスクローズという点では、重要なのかもしれませんが、重要度としては、それほど高くありませんね。

ところが、、肝心なことが、なかなか報道されていないのではと思うのです。まあ、いつものマスコミの怠慢なのか、お役所からの圧力なのか、問題の重要性を履き違えているのか、と勘ぐってしまいます。

ここでは、素朴な疑問をいくつか上げていきたいと思います。

まず、これだけの事件、オリンパス事件よりAIJ事件の方が、はるかに大きな事件にもかかわらず、AIJの責任者が出てきません。普通は、浅川社長が会見を開いたり、もしくは、テレビのニュースで追いかけられたりするはずです。あの追っかけ好きのマスコミが、その映像を流していないのです(少なくとも私は見ていません)。逮捕なら逮捕でその映像が出てくるはず。

しかし、まったく姿が見えません。ここからは、推理なのですが、行方不明になっているのではないかと思ってしまいます。逃げたのか、消されたのか…真相は知る由もありませんが、この問題がいかに根が深いのかということなのかもしれませんね。

次に、2000億円の運用資産が、わずか40億円になっていることです。もちろん、高利回りを出していたことになっているので、運用手数料(成功報酬)も高額であったと思います。推理すれば、報酬だけでも、400億円くらいにはなるでしょう。となりますと、残りの1600億円中、1560億円を損したことになります。

運用をしたことある方は、分かると思いますが、利益を出すことは難しいです。しかし、大損をすることも難しいですよね。日経平均先物でも、損もすれば、利益もでますよね。しかも、有り金を全部なくすなんて、相当、難しいです。(ただ、レバレッジをかければ、あっという間ですけど)よく、これだけ損失をだしたなというのは、常識を超えた運用の下手さだと思います。

こんなことを考えていますと、「本当に運用だけなの?」となるわけですね。

あと、そもそも、どういう経緯でこのAIJの不正が見つかったのか?ニュースによりますと、同業者が金融庁へ「おかしい」と報告したとか。この同業者は、正しい勇気ある行動だと思います。

しかし、一度、「ああ、告発で調べるんだ」となりますと、何が起こるか想像に難くないですよね。AIJへの告発以外にも、他社への告発が多数あると思います。「あそこは、おかしい」とかです。ですから、一任業者全社を調べるのでしょうね。

AIJ以外にも、何か出てくるようですと、これは、運用業の信用問題に発展しますね。そうならないことを祈ります。

今後のキーワードは、「透明性」です。いかに透明性を向上させるか。規制もそういう点に沿ってできていくことと思います。

しかし、このブログの読者には言いたいです。投資でもっとも大事なことは、自己責任です。だから、投資については、勉強してください。自分が理解できない商品に投資してはダメなんです。高度な技術でできた使い方の分からないテレビ(例え画像がきれいでも)があっても買わないでしょう。同じことです。10年国債が1%の時代に5%の利回り保証…信じるのは、自由ですが、5秒考えればおかしいことに気がつきますよ。このブログをよく読んで学んでください…(半分冗談です)自己責任の意識が薄い人は、銀行預金やMMFが向いているのです。

そういえば、日本人は自己責任の意識が薄いですかね。私が政治家なら、もっとも変えたいところは、自己責任への意識ですね。

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