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NHKクローズアップ現代+ ノーベル賞 偉業を生んだ“本庶哲学” 本当に素晴らしいのですが運もあります

<昨日のクローズアップ現代+、本庶先生の特集でした。

ノーベル賞を取るためにはどのような心がけが必要か。それを6つのCで表していました。 いい言葉です。個人的には情熱なんかもあるといいなと思っています。

研究はある意味博打です。その博打が当たるかどうかは、この6つのCを持ちながら情熱をかけ、サイエンスの進歩を楽しいと思えるかどうかにかかっているのではと感じています。そう最初の3つで研究を開始し、確信を得ることで集中、継続の努力をし続け、新たな結果が出たことで自分たちがサイエンスの発展に寄与したと喜びを感じるのです。そこに科学者は生きがいを感じます。

また研究費についても述べていました。別の毎日新聞からの引用ですが
>多額の研究費を1人(に集中するの)ではなく、10くらいの可能性を追求した方が生命科学は期待できる。若い人にチャンスを与えるべきだ
研究のためには時間と人とお金がかかります。幸い当時の本庶研には今と違って研究費も人もたくさんあったということも事実です。ところが今の日本の研究体制が崩れかけているため、基礎研究への研究費の配分の変化をとこの番組でもお話しされていました。

またこの番組ではもう一つ、オプジーボの未来と現実の違いについても述べていました。あくまでも全てのがんに効果があるわけではないオプジーボ。その現実をしっかり広報し、その上で全てのがんに効く可能性・未来を提示し、自己免疫疾患の治療の可能性という新たな取り組みも紹介されていました。小川誠司先生というもう一人の日本のノーベル賞候補の遺伝子の解説も登場し、あまりに盛りだくさんの内容で番組は終了しました。

そしてその上でやはりノーベル賞は長生きを含めた運もあります。今回PD−1の研究は本庶研にとっての本流ではなかったことは有名です。そして本庶先生の「ネズミでこんなに効いているのだから人間にも効くはずだ」はある意味何の根拠もありません。でもこのような素晴らしい結果が生まれ、それが本当に効果のある免疫治療という4つ目のがん治療法を生み出したのです。

だからサイエンスは面白いのです。

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