
スナップは、そもそも上場されるような内容の企業ではなかった。現在のスナップには差し迫った問題がある。スナップは金欠病なのだ。この調子で金を使っていくと、2019年の後半にスナップの現金は無くなる。-- マイケル・ネイサンソン(モフェット・ネイサンソン)ネイサンソン氏は、スナップの2019年の収益予想を7%、そして2020年の収益予想を15%引き下げ、更に目標株価を8ドルから6ドル50セントに下方修正しました。
スナップのCEOエバン・シュピーゲル氏は先日、2019年中に収益を得るために、下記3項目の目標を発表しました。
- 現在対象にしている年齢層よりも上の年代のユーザーを米国、イギリス、そしてフランスで増やす。
- インド、インドネシア、メキシコ、ブラジル、そしてフィリピン市場を開拓する。
- ツールを改善してアドバタイザーの数を増やす。
これらの目標は、「非現実的である」というのがネイサンソン氏の意見です。
ツイッターが同様な奇跡を成し遂げたが、スナップの経営陣には、そんな能力は無い。スナップが生き延びるためには大幅な経費削減が先ず必要だ。下は、スナップの週足チャートです。

今週も下げで終了すると12週連続の陰線となります。ネイサンソン氏が言うように、投資家たちも、「スナップが3つの目標を達成するのは不可能だ」と見ていることが明らかです。