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憲法改正発議のスケジュールは、見直された方がよさそうだ

憲法改正など出来っこない、と小泉純一郎元総理が述べられたというニュースが駆け巡っているが、私は必ずしもそうは思っていない。

まあ、安倍総理が想定していたような性急な手法では上手く行かないだろうが、憲法改正に至る道筋が完全に閉ざされているわけではない。
やり方次第、進め方次第ですね、というのが私の考えである。

かつての中山太郎憲法調査会当時のような丁寧な議論を続けていれば、大方の国民はやはり日本の憲法は自分たちの手で書き改めたい、という願うようになるのではないかしら、と私自身は思っている。
少なくとも私は、現在の日本の憲法が、完璧無比、古今最高で不磨の大典だ、などとは思っていない。

まあ、憲法の条文をお読みにならない方は、何となく今のままでいいんじゃないか、と思っておられるかも知れないが、色々修文したくなったり書き加えたくなるようなところがあることは間違いない。
最低限、日本の憲法はアメリカが日本に与えた憲法だ、アメリカが書いた憲法だ、などといつまでも言われたくない。

小泉純一郎元総理は、憲法改正など出来っこない、などと簡単に切り捨てられてしまうが、そうなってしまったのでは戦後70年以上にわたって憲法改正の必要を訴えて来られた先人の皆さんが少々気の毒である。

中山太郎憲法調査会長はじめ憲法改正論議を長年丁寧に進めて来られた多くの先輩方の真摯で誠実な努力を一気に無にしてしまうようなことは、絶対にして欲しくない。

自民党だけで作った改憲案では、とても大方の国民の理解と共感を得ることは出来ない。
数の力で改憲を押し切るようなことは、将来に大変な禍根を残すだろうから何としても止めた方がいい。

丁寧に、丁寧に。
ひたすらそう願っている。

憲法は、日本の国民にとって宝物のような存在である。
宝物に触れるときは、どなたでも慎重かつ丁寧になるはずである。

それこそ、改正憲法制定国民会議や創憲会議のような組織を作って、大方の国民の理解と共感を得られるような新しい憲法改正草案を策定されるのがいいのではないかしら。

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