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マツダ、20年にロータリーエンジン搭載EVと独自BEV投入


[東京 2日 ロイター] - マツダ<7261.T>は2日、独自開発のバッテリーのみで駆動する電気自動車(BEV)と、ロータリーエンジンを発電用に活用して航続距離(1回の充電で走行できる距離)を伸ばしたEVを2020年に投入する方針を発表した。従来はいずれも19年の投入を計画していたが、バッテリー技術の進化と合わせるため、発売を1年先送りする。

30年時点ではガソリンエンジンのみの車、ディーゼルエンジンのみの車はなくなる見通しで、同年のマツダの車両構成比はBEVとロータリーエンジンによるEVで5%、電動化技術搭載の内燃機関車は95%を想定する。

丸本明社長は同日の技術説明会で「30年にはすべての車に電動化技術を搭載する」と説明した。藤原清志副社長は「ガソリンエンジンやディーゼルエンジンとEVを組み合わせる」と話し、他社で撤退が相次いでいるディーゼル車については「今後もあきらめずに開発していくつもりだ。まだまだ可能性はある」と強調する一方、BEVでも「走る喜びを提供したい」と語った。

ロータリーエンジンは小型で軽量かつ静粛性にも優れ、マツダが独自に開発してきた。EVは電池切れの不安から普及が思うように進んでいない。このため、電池が切れてもロータリーエンジンで発電してモーターを動かし走行できるようなEVを開発し、航続距離は「電池容量の2倍のイメージ」(藤原副社長)に伸ばしたい考え。

トヨタ自動車<7203.T>などと共同でEV基盤技術を開発する会社「EV C.A.スピリット」での成果を活用したEVの商品化に関しては、マツダとしては「未定」(同)という。コネクティビティ技術は、トヨタとの提携を最大限に活用して開発する。

*内容を追加しました。

(白木真紀)

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