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小泉進次郎「新潟県知事選」応援拒否で菅官房長官を怒らす


ーー官房副長官に起用されるとの声を聞きますが。

「情報戦です。この世界は、武器のない戦ですから。言ったもん勝ちの勝手な情報を流された後に、そうさせないためのカウンターを打たなければならないしね。そういったことも含めて……(5秒ほど沈黙)いろんなこと、あります」

 9月20日、自民党総裁選の投開票後、党本部を後にする小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(37)を直撃すると、こう言葉を返した。この日はいつもと違い、複雑な表情を浮かべることが多かった。

 この表情の理由は、要職起用への「色気」と、「圧力」が脳裏をよぎったからだろうか。進次郎氏が石破茂元幹事長への支持を表明したのは、投開票の直前だった。

「8月末から進次郎は、若手・中堅の出世ポストである内閣官房副長官就任を打診されているとの情報が、永田町を駆け巡っていた」(自民党関係者)

 当選4回の同期議員で、石破派の齋藤健農水相への対抗心もある。 

「齋藤氏は、進次郎氏と農政に取り組んできた仲のいい同期。総裁選で齋藤氏は、安倍陣営議員に恫喝を受けていたことを明らかにし、『男を上げたな』と石破派内外で評価を上げている」(同前)

 党筆頭副幹事長から、さらなるキャリアアップのため、 決断の時が迫っている。 

「進次郎は直前まで石破支持を公表しないと、二階(俊博)幹事長と“密約”を交わしていたらしい。また、当選回数からいっても、そろそろ政府内での実績を積みたい時期だ」(同前)

 9月16日、沖縄県知事選の応援演説に入っていた進次郎氏。その傍には、菅義偉官房長官がいた。同じ神奈川県選出であり、プレッシャーを感じないはずがなかった。

「20人中19人が総理支持にまわった神奈川県では、菅さんはまさに“ドン”。純一郎元総理が、新潟県知事選で非自民候補を応援したうえ、進次郎は自民系候補の応援演説を拒否。これに菅さんは激怒、以降、進次郎の後押しをしなくなった」(自民党ベテラン秘書)

 安倍晋三首相の勝利で幕を閉じた総裁選だが、石破氏の終盤の善戦は、10月初旬予定の内閣改造、党役員人事に影響を与えそうだ。 

「党員票で7割近く取らないと勝ったとはいえないと安倍陣営内でいわれていた。しかし結果は5割5分。石破支持者を冷遇するわけにはいかない」(安倍首相を支持した議員)

 政権支持率が乱高下したことから、進次郎氏を取り込みたい官邸の思惑もちらつく。

「憲法改正発議や来年の参院選に向け、官邸は政権浮揚を確実なものにしたい。人気者の進次郎氏を政権内部に取り込めば、政権批判も弱められる」(官邸担当記者)

 だが、“進次郎派” と目される「2020年以降の経済社会構想会議」への参加議員はこう話す。

「旗印を明確にしなかった進次郎さんの対応で、国民に失望感を抱かせてしまったのではないかと心配しています。日ごろの彼を知っている我々も、同じ思いでいます」
(週刊FLASH 2018年10月9日号)

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