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  • mkubo1

AIJ投資顧問は問題外だが、なぜ、年金基金はAIJのファンドを購入したのか

AIJ投資顧問、以前から、「おかしい」「あやしい」と思っていました。

そうですね...4、5年くらい前ですかね。よく友人とそのおかしさを話していたのを懐かしく思います。今回のニュースを見て「ああ、やっぱり」と思ったのは、私だけではないはずです。

年金情報という情報誌(有料)があり、そこに、運用会社の人気ランキングが、掲載されているのですが、AIJ投資顧問は、トップクラスの評価を得ていたと思います。

理由は、たしか、運用成績が安定していたことだったように思います。そんな高評価のAIJでしたが、AIJの運用戦力の1つとして、日経平均のオプションの売りを行っているというのです。

私たちは、これがおかしいと思ったのです。

AIJの説明では、オプションを売却して、そのプレミアム収入を得て運用をしているとか...

仮に、相場に合わせてCALLの売りやPUTの売りを機動的に行っていたとしましょう。当然、抜群の相場感で、安定的に利益が出ます。

が、そんな、継続的に利益が出るなんてないですよね。また、1000億円とか2000億円のファンドで、オプションを売却すれば、それは噂にもなりますよね。

仮に、大証の上場オプションを利用していれば、期近物ですと證券会社の手口も出ますし、期近でなくても、投資主体別動向で、何となく推測がつきます。

実際に何をやっていたのかわかりませんが、運用に失敗したのかなと思いますね。

では、なぜ、こんな多くの年金基金が騙されたのか、ここを解明しないと、反省と対策ができません。

今、分かる範囲では、年金資金は、関係の深いITM證券を通じてケイマン籍の私募投信を購入していたようです。年金基金の方は、海外籍のファンドを購入する時は、そのファンドのスキーム(仕組み)について詳しく聞くとか、もしくは、実質的な運用者の話を聞くとかしなかったのでしょうか。

AIJ投資顧問が、虚偽報告をして、それはそれで、ありえないのですが、なぜ、年金基金が、このケイマン籍のファンドをを購入したのか、投資家の責任も調べてもらいたいですね。

騙す方は、悪いですよ。でも、騙される方も、見た目の煌びやかさ(運用成績のよさ)に目を奪われ、中身を精査したのかどうか…これは、過去にも何度もあった「騙す人と騙される人」話なのかな、と思いますね。

そういえば、「貸し手責任と借り手責任」とも根っこは同じなのかと。

偶然だとは思いますが、AIJといい、オリンパスといい、野村證券出身者が、活躍しているのは、興味深いですね。

1つは、野村證券出身は、商品知識といい、顧客との関係といい、一流であることでしょう。

もう1つは、顧客側も、(中身はともかく)野村出身者という箔を信じてしまう傾向があることでしょう。
(もちろん、全部がそういうわけではありませんからね!)

野村というブランドは、今、どのような価値があるのか、株価が物語っているように思いますね。

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