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「ブロックチェーンで世界を変える!」と意気込むブルックリンのエンジニアたちは「とんこつラーメン」によって駆動されている

前回の記事でブルックリンのブッシュウィックを紹介したら閲覧数が伸びたので、もう少しこのへんの話をします。

その前に「そもそもなんでコンセンサス(Consensys)に注目するの?」という点を、ちょっとだけおさらいしておきます。

我々は仮想通貨と聞くと直ぐビットコインとかHODLとかをイメージします。つまりドタバタとしたトレードの対象としての仮想通貨です。

でもブロックチェーン技術はそういう投資とはまた別の、イノベーションのキッカケとしての側面も持っているわけです。とりわけ仮想通貨のひとつ、イーサリアム(ETH)は「プログラミングできる仮想通貨」です。喩えて言えば「AppleⅡ」くらいの汎用性を持ったプログラミングがブロックチェーン上で可能になるわけです。

すると「これを使って、いろんな面白いコトができるよね?」という連中が出てくるわけです。様々な試みがそこから生まれているのです。コンセンサス(Consensys)は、インキュベーターとして、それらのプロジェクトを支援し、イノベーションを加速させようとしています。

昔ドブネズミの巣窟だったロフト(=倉庫)に、そういう志を持つエンジニアたちを一堂に会して、数十ものプロジェクトを同時進行でやっているわけです。そういう電気炊飯器みたいなムンムンした「蒸気」がニューヨークの中でもいちばん薄汚く寒々とした界隈であるブッシュウィックに充満しているというわけ。

この界隈には、そういうプログラマに加えて、ミュージシャン、俳優のタマゴ、アーチストなどのトレイルブレイザーな連中が住みついています。最近ではエッジーなBARとかもポツポツ出来ています。

どういうわけか、ブッシュウィックでは日本食レストランが幅を利かせています。たとえば「一蘭」。息子によると「ブルックリンでいちばんオーセンチックなラーメンを食べさせる店だ!」ということらしい。



まるっきり飾りっ気が無いところが、とてもブルックリンです。

もちろん日本食だけではありません。下は「ロベルタス」というピザ屋です。



思うに、アメリカ人の考える「COOL」と日本人の考える「カッコイイ」というのは、かなり隔たりがあると思います。

日本人はピカピカのアップル新本社とかFecebookの本社とかを「カッコイイ」と思うわけだけど、アメリカ人、とりわけ最先端のコーダー達はそういうのを「ダサい」と貶します。彼らはCypherpunksなのであり、Rebelなのだから、人知れぬ陋巷に深く潜伏し世界転覆を目指すことを最上とするわけです。

繰り返し言えば、いまごろシリコンバレーとかにノコノコ出かけてゆく奴は、時代に対する嗅覚が無いやつです。昭和なオジサン。それでは、ぜんぜん「荒野を目指してない」です。

COOLな連中はブルックリンに居ます。

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