- 2018年09月27日 09:01
朝鮮戦争は休戦しているだけで、まだ終結していない。 - 9月26日のツイート
IPCCは、20年後に世界の平均気温が1.5℃上昇すると報告。感染症の増加や難民の発生が予想される。パリ協定の目標達成は難しいが、温室効果ガス削減に邁進するしかない。この点でも、アメリカ第一主義のトランプは地球温暖化に対する基本的認識を欠いている。長期的視点を欠く選挙至上主義の愚だ。
トランプ大統領は、国連総会演説でグローバリズムを拒否し、アメリカ第一主義を強調した。フランスのマクロン大統領など世界の指導者は、こぞってこのトランプ演説に懸念を示した。世界への責任を拒否するこの姿勢は、モンロー主義よりもたちが悪い。大国のアメリカに最早孤立は不可能だからである。
桂太郎が「ニコポン」とか「十六方美人」とか呼ばれたのは、彼が調整型・協調型政治家であったからである。軍人の桂は、大正政変に際して新党の結成に踏み切り、時代の流れに乗る。伊藤博文にも山県有朋にもない魅力を、この政治家は持っている。ブログに紹介する。
https://ameblo.jp/shintomasuzoe/entry-12407713195.html…
国連総会で、安倍首相は自由貿易の守護者としての旗幟を鮮明にした。また、拉致問題の解決のために米朝首脳会談に臨む意欲も示した。日韓首脳会談で、文在寅大統領は、金正恩が日本と対話する用意があると伝えた。拉致問題の解決は一筋縄ではいかない。あらゆるチャンネルを総動員する必要がある。
朝鮮戦争は休戦しているだけで、まだ終結していない。北朝鮮の非核化を見届ける前に、前倒しで終結宣言を出すことの問題点をよく考える必要がある。中間選挙用のトランプ大統領の人気取りのために、軽々に判断されては将来に禍根を残す。韓国が休戦協定に調印していないこともまた、歴史的事実である。
※この記事は舛添要一氏のツイートを時系列順に並べたものです。