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H.I.S.ハワイ結婚式“ドタキャン”260件で大トラブル - 「週刊文春」編集部

HIS澤田会長 ©共同通信社

 売上高6000億円超、海外旅行の取扱額は業界2位を誇るエイチ・アイ・エス(以下HIS)。同社が企画したハワイにおける結婚式プランをめぐり大トラブルが持ち上がっている。

【写真】「当社の関与し得ない事由」などと書かれた、HISから申込者へ宛てた文書

「今は、落胆と怒りしかありません」

 そう語るのは10月に挙式を予定していたA子さん。彼女はHISが企画するハワイ・オアフ島の結婚式場「ザ・クラウチングライオン」(以下CL)での挙式プランに申し込み、8月中に代金百数十万円を払い込んだ。CLは9月1日に開業予定の新しい式場。A子さんはハワイの青い海を望む同会場での挙式を待ち望んでいた。

 ところが9月4日、HISから耳を疑う知らせが届いた。CLの施工遅れによる式場のキャンセル。なぜもっと早く知らせてくれなかったのか、と抗議するA子さんに対し、HISの担当者は謝罪するのみ。代金返金のうえ補償金20万円を支払うと説明されたが、すでに予定を組んでいる親戚、友人たちの都合はどうなるのか……。A子さんは途方に暮れた。

 同プランに申し込んでいた別の男性は、HISから送られてきた報告の手紙に対して憤る。

「そこには〈本来であれば「当社の関与し得ない事由」に該当する事案でございますが〉などと書かれており、謝罪の言葉もありません」

 CLを運営するハワイ企業の代表者は週刊文春の取材に対し、「(工事の進行状況は)弊社はもちろん、HIS社も常に把握しておりました」とし、遅れの理由はハワイの悪天候の影響だとした。責任の所在については「(CL社は)式場の運営が業務となっておりまして、HIS社がお客様と契約をされており、販売内容についての責任は全てHIS社にお任せしております」と説明。

 いっぽうHISは、CLの9月オープンが難しいと判断したのは8月15日だとし、施工遅延はあくまで所有者が選定した建築業者によるものであるが、「お客様の心情を鑑みて、お見舞金を支払うことといたしました」と回答した。同社を通じてCLでの挙式を申し込んだのは260組にのぼるという。

 HISの対応、顧客の怒りの声など、9月27日(木)発売の「週刊文春」で報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2018年10月4日号)

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