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NAFTA再交渉、カナダが自動車関税の警告撤回を要求=関係筋


[ワシントン 20日 ロイター] - 関係筋によると、カナダと米国がワシントンで行った北米自由貿易協定(NAFTA)見直しを巡る20日の協議では、合意に至る兆しは乏しかった。カナダ側は米国に対し、カナダがNAFTA見直しに合意しなければ同国製自動車に関税を掛ける可能性があるとしたトランプ米大統領の警告を撤回するよう求めたもよう。

カナダのフリーランド外相は、前日に続いてライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と会談した後、記者団に対し、「きょうは難しい問題について話し合った」とだけ述べ、詳細には触れなかった。

外相は20日中にカナダに戻り、来週初めに国連総会に出席するためニューヨークを訪れると語った。

1年以上におよぶ米・カナダ・メキシコによるNAFTA再交渉で、合意期限が過ぎては再設定される状況が続く中、先月にメキシコとの2国間合意に達した米国は、カナダとの合意期限を9月末に設定した。米国が合意を急ぐ背景には、メキシコの新政権が発足する12月1日より前に米議会で合意の承認を得たい意図がある。

こうした中、カナダは早期合意への圧力にさらされているが、カナダ政府は米国の合意期限には縛られず、カナダにとって良い合意を得ることに専念する考えを表明している。

NAFTA再交渉でカナダ政府代表団に同行する同国最大の民間労組Uniforのジェリー・ディアス代表は、カナダ政府が交渉で米国に自動車関税を巡る警告を撤回するよう求めたと明らかにした。

トランプ大統領は先に、カナダを交えた3カ国間で合意が得られない場合は、メキシコとの2国間協定を進める一方、カナダ製自動車に25%の関税を掛ける可能性があると警告している。

カナダ紙グローブ・アンド・メールは20日、米国の交渉官がカナダ側に米国向け自動車輸出の上限を年間170万台とする輸出枠の設定を受け入れるよう持ちかけたと伝えた。

一方、カナダの交渉関係者の1人は「輸出制限については協議していない」と述べている。

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