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- 2012年02月24日 00:00
仮設住宅の件。 ‐ おしどりマコ・ケン
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お久しぶりです、バリバリ動いているのですが、なっかなか書けない! あ、体調を崩してるんでした、もう治りかけですが。一ヶ月くらい、高熱&微熱を繰り返しちゃった。北海道でめっちゃくちゃ冷えて、そのあとすぐに発熱したのですが、ちっとも安静にしなかったら、グズグズしちゃいました。でもすごいね、何がすごいって、ケンパルはちっとも風邪ひかないんだよ、うつらないんだよ! ずっと一緒にいるのに、ほんとすごいな、ま、うつる性質のものでは無いんだけれど、バカはやっぱり…
さて、書くことたっぷりたまってしまいましたよ!
まずは、1月末に伺った飯舘村の仮設住宅にお住まいの方の件です。
1月25日の第五回福島県県民健康管理調査検討委員会の傍聴と会見に行った帰りに、飯舘村の方々とゴハンを食べました。
そのお一人が、「こんなことあってね…」とおっしゃったお話。
かいつまんでいうと、仮設住宅のMさんが、自治会費を支払わないので、村の顧問弁護士から退去請求が出されたとのこと。届いた日付が12月28日で、1月末までに退去するように、という文書が配達証明でバーンと送られてきたんですって。
飯舘村のもう一人の友達と私たちは「えー!! ほんとにそんなことあるの?」と半信半疑。
――自治会費はおいくら?
飯舘村Aさん「2000円。それを4ヶ月支払ってなくって」
――仮設住宅はどこの持ち物?
飯舘村Aさん「福島県の持ち物。運営は村なんだけれど」
――なんで自治会費をお支払いされなかったの? 経済的理由?
飯舘村Aさん「いや、僕が伺った話では、自治会費にしては少し金額が高いのに、明細をいくら請求しても教えてもらえなかったので、不審に思い支払わなかったんだって。その他もいろいろと聞いたんだけど、なんか僕はこのMさんのお話は正しいことで無茶なことをおっしゃってるようには聞こえないんだよね。でも、村がほんとにそんな理由で退去請求出すかなぁ?」
飯舘村Iさん「僕もそう思う。きちんとその文書見せて頂いたほうがいいよ」。
*****
というわけで、仮設住宅のMさんにお電話してみました。
Mさん「あ! ぜひ話を聞いて頂きたいんです、長くなりますけど少しお時間いいですか?」
――それなら、一度そちらに伺います。
*****
翌日、福島に行く予定がありましたので、Mさんのお宅にも伺いました。
そうすると、Mさんは手書きの覚書きもご用意して、「よく来てくれました、ぜひ話を聞いてください!」とおっしゃってくださいました。
その手書きの覚書きは後で全文記載いたします。
要点を書きます。
1.仮設入居は8月10日に入居。100世帯。
1-2.自治会は8月21日に設立。自治会費は毎月2000円となる。
2.Mさんは、自治会費は月に数百円程度のものではないか、毎月2000円×100世帯の月20万円の内訳を知りたいと請求。
3.自治会は、自治会費の月2000円の内訳は、仮設住宅の街灯の電気代、集会所の電気代、集会所の水道代、合弁処理浄化槽の電気代、と口頭で回答。
4.Mさんは、それは自治会費ではなく共益費ではないか、そして本当に月20万円も電気代などがかかるものかどうか、口頭ではなく、文書で内訳を知りたいと請求。
5.自治会、村役場は口頭での説明のみ、自治会費を支払うよう請求。
6.1回目の自治会費を支払った方々に領収書が出てないことがわかる。
(これは、私も仮設住宅にお住まいの別の方にも伺いました。同じ仮設住宅にお住まいのTさんも、再三、自治会費の領収書を請求したがもらっていない、とのこと。東京電力の賠償請求にも領収書があれば請求できるし、自治会費の金額が大きいので領収書が欲しいのだが困っている、とのこと)
7.Mさんは、きちんとした金額の明細も無い、領収書も出ないでは自治会費は支払えない、明細を出してほしい、領収書もほしい、そうすれば自治会費を払う、と交渉する。
8.そのうち、支援物資や村の広報が届かなくなる。
9.Mさん、仮設住宅はずっと住むものではなく、いつかは引っ越すので、うやむやに毎年繰り越すのではなく、自治会費の月2000円×100世帯の明細はきちんと出してほしい、年間240万円にもなるのだから、明細をきちんと出し、月2000円の根拠を知りたい、と請求。
10.12月28日に配達証明で飯舘村の顧問弁護士から、「自治会費を支払わないので1月末までに仮設住宅を出るように」と退去請求書が届く。
うーんと、Mさんの請求はわりとおっしゃる通りだと思うんだけどな? 明細や領収書が無いと、自治会費の月2000円は高額なので納得して支払えない、ということだよね?
自治会費と共益費とは違うという主張、共益費なら月2000円の根拠となる明細を知りたいし、仮設住宅によって自治会費の金額は違うし、とのこと。
実際、私が伺った仮設住宅の自治会費は300円、500円、1000円、2000円など幅広い金額でした。そしてどこも領収書が出ていました。
ちなみに、仮設住宅は福島県の持ち物なので、家賃は無料です。そして光熱費は各自、自前でお支払いされています。
本当に自治会費の滞納だけで退去請求なの? 弁護士さんの文書には「公序良俗に反する…」とかいう文章になっているのではないの?
ということで、文書のコピーを頂きました。こちらです。
リンク先を見る
本当に、自治会費を支払わない、ということが退去請求の理由のようですね。
「誓約書の許可要件3で自治会費等は入居者の負担とすると定められており、かつ自治会役員が再三にわたって請求し、飯舘村職員もこれに応じるように指導しているにもかかわらず、貴殿は自治会総会で決定した自治会費月額2000円を、9月分から12月分まで4ヶ月間一切支払っていません。
貴殿の行為は、飯舘村の定める仮設住宅入居者の退去に関する基準のうち飯舘村応急仮設住宅入居誓約書を遵守しない場合に該当しますし、誓約書許可要件5のうちエ市町村の指導に従わないときにも該当します。
したがって、本書面の送達をもって貴殿に対する入居決定を取り消すとともに、平成24年1月末日をもって本物件から退去されるよう請求いたします」。
むーん、しかもこの文書、日付が12月27日ですね、翌日の12月28日に配達証明で届いたのですね。
……お正月前に仮設住宅の退去請求ってちょっとひどくない?
仮設住宅Mさん「僕はね、村の説明会でも、子供に被曝させたのは村長の責任ではないか! と声を上げていたりしたからね、そういう面も煩わしいのかもしれないね…」
と力なく笑いながらおっしゃるMさん。
万一、そう思われていたとしても、自治会費を支払わないから退去請求を出すのは、おかしいよ?
では、Mさんの手書きの覚書きも転載いたします。
*****
【10月中旬】
自治会長が自治会費の請求にくる。(2000円/月)
適切な金額と思えないので、明細を求める。
説明無しに帰る。
その後、管理人が来て「仮設住宅の街灯電気代、集会所の電気代水道代、浄化槽の電気代」だと言う。
それはおかしい…
「それら共益費は東電に請求するものであり、我々が負担するものではない」と主張、そして自治会費は共益費と別項目であり、例えば集会所のお茶代、親睦会等、自治会の行事に使うものでは、と伝える。
また、共益費の見積もりをとり、請求するよう要求。
3ヶ月くらいしたらできるという返事。
その後説明無し。
自治会費を払った人には領収書が出ていない模様。
【10月下旬】
村役場のM氏がくる。
M氏にポストに入っていたお知らせ文書(自治会費請求)を見せ、共益費と自治会費は別であると説明。
彼も了承しました。
また、自治会設立総会時(8/21)の決定事項、資料の配布(欠席者に対して)が無いことも伝える。
(私は都合により欠席)
その後、自治会から支援物資、役場からの広報、お知らせ版、資料等が一切届かず。
管理人に請求すると、「支援物資は自治会に来たものなので渡せない」と言われる。
そして広報等は「自治会費を支払ってないので配れない」と言われる。
さて、書くことたっぷりたまってしまいましたよ!
まずは、1月末に伺った飯舘村の仮設住宅にお住まいの方の件です。
1月25日の第五回福島県県民健康管理調査検討委員会の傍聴と会見に行った帰りに、飯舘村の方々とゴハンを食べました。
そのお一人が、「こんなことあってね…」とおっしゃったお話。
かいつまんでいうと、仮設住宅のMさんが、自治会費を支払わないので、村の顧問弁護士から退去請求が出されたとのこと。届いた日付が12月28日で、1月末までに退去するように、という文書が配達証明でバーンと送られてきたんですって。
飯舘村のもう一人の友達と私たちは「えー!! ほんとにそんなことあるの?」と半信半疑。
――自治会費はおいくら?
飯舘村Aさん「2000円。それを4ヶ月支払ってなくって」
――仮設住宅はどこの持ち物?
飯舘村Aさん「福島県の持ち物。運営は村なんだけれど」
――なんで自治会費をお支払いされなかったの? 経済的理由?
飯舘村Aさん「いや、僕が伺った話では、自治会費にしては少し金額が高いのに、明細をいくら請求しても教えてもらえなかったので、不審に思い支払わなかったんだって。その他もいろいろと聞いたんだけど、なんか僕はこのMさんのお話は正しいことで無茶なことをおっしゃってるようには聞こえないんだよね。でも、村がほんとにそんな理由で退去請求出すかなぁ?」
飯舘村Iさん「僕もそう思う。きちんとその文書見せて頂いたほうがいいよ」。
*****
というわけで、仮設住宅のMさんにお電話してみました。
Mさん「あ! ぜひ話を聞いて頂きたいんです、長くなりますけど少しお時間いいですか?」
――それなら、一度そちらに伺います。
*****
翌日、福島に行く予定がありましたので、Mさんのお宅にも伺いました。
そうすると、Mさんは手書きの覚書きもご用意して、「よく来てくれました、ぜひ話を聞いてください!」とおっしゃってくださいました。
その手書きの覚書きは後で全文記載いたします。
要点を書きます。
1.仮設入居は8月10日に入居。100世帯。
1-2.自治会は8月21日に設立。自治会費は毎月2000円となる。
2.Mさんは、自治会費は月に数百円程度のものではないか、毎月2000円×100世帯の月20万円の内訳を知りたいと請求。
3.自治会は、自治会費の月2000円の内訳は、仮設住宅の街灯の電気代、集会所の電気代、集会所の水道代、合弁処理浄化槽の電気代、と口頭で回答。
4.Mさんは、それは自治会費ではなく共益費ではないか、そして本当に月20万円も電気代などがかかるものかどうか、口頭ではなく、文書で内訳を知りたいと請求。
5.自治会、村役場は口頭での説明のみ、自治会費を支払うよう請求。
6.1回目の自治会費を支払った方々に領収書が出てないことがわかる。
(これは、私も仮設住宅にお住まいの別の方にも伺いました。同じ仮設住宅にお住まいのTさんも、再三、自治会費の領収書を請求したがもらっていない、とのこと。東京電力の賠償請求にも領収書があれば請求できるし、自治会費の金額が大きいので領収書が欲しいのだが困っている、とのこと)
7.Mさんは、きちんとした金額の明細も無い、領収書も出ないでは自治会費は支払えない、明細を出してほしい、領収書もほしい、そうすれば自治会費を払う、と交渉する。
8.そのうち、支援物資や村の広報が届かなくなる。
9.Mさん、仮設住宅はずっと住むものではなく、いつかは引っ越すので、うやむやに毎年繰り越すのではなく、自治会費の月2000円×100世帯の明細はきちんと出してほしい、年間240万円にもなるのだから、明細をきちんと出し、月2000円の根拠を知りたい、と請求。
10.12月28日に配達証明で飯舘村の顧問弁護士から、「自治会費を支払わないので1月末までに仮設住宅を出るように」と退去請求書が届く。
うーんと、Mさんの請求はわりとおっしゃる通りだと思うんだけどな? 明細や領収書が無いと、自治会費の月2000円は高額なので納得して支払えない、ということだよね?
自治会費と共益費とは違うという主張、共益費なら月2000円の根拠となる明細を知りたいし、仮設住宅によって自治会費の金額は違うし、とのこと。
実際、私が伺った仮設住宅の自治会費は300円、500円、1000円、2000円など幅広い金額でした。そしてどこも領収書が出ていました。
ちなみに、仮設住宅は福島県の持ち物なので、家賃は無料です。そして光熱費は各自、自前でお支払いされています。
本当に自治会費の滞納だけで退去請求なの? 弁護士さんの文書には「公序良俗に反する…」とかいう文章になっているのではないの?
ということで、文書のコピーを頂きました。こちらです。
リンク先を見る
本当に、自治会費を支払わない、ということが退去請求の理由のようですね。
「誓約書の許可要件3で自治会費等は入居者の負担とすると定められており、かつ自治会役員が再三にわたって請求し、飯舘村職員もこれに応じるように指導しているにもかかわらず、貴殿は自治会総会で決定した自治会費月額2000円を、9月分から12月分まで4ヶ月間一切支払っていません。
貴殿の行為は、飯舘村の定める仮設住宅入居者の退去に関する基準のうち飯舘村応急仮設住宅入居誓約書を遵守しない場合に該当しますし、誓約書許可要件5のうちエ市町村の指導に従わないときにも該当します。
したがって、本書面の送達をもって貴殿に対する入居決定を取り消すとともに、平成24年1月末日をもって本物件から退去されるよう請求いたします」。
むーん、しかもこの文書、日付が12月27日ですね、翌日の12月28日に配達証明で届いたのですね。
……お正月前に仮設住宅の退去請求ってちょっとひどくない?
仮設住宅Mさん「僕はね、村の説明会でも、子供に被曝させたのは村長の責任ではないか! と声を上げていたりしたからね、そういう面も煩わしいのかもしれないね…」
と力なく笑いながらおっしゃるMさん。
万一、そう思われていたとしても、自治会費を支払わないから退去請求を出すのは、おかしいよ?
では、Mさんの手書きの覚書きも転載いたします。
*****
【10月中旬】
自治会長が自治会費の請求にくる。(2000円/月)
適切な金額と思えないので、明細を求める。
説明無しに帰る。
その後、管理人が来て「仮設住宅の街灯電気代、集会所の電気代水道代、浄化槽の電気代」だと言う。
それはおかしい…
「それら共益費は東電に請求するものであり、我々が負担するものではない」と主張、そして自治会費は共益費と別項目であり、例えば集会所のお茶代、親睦会等、自治会の行事に使うものでは、と伝える。
また、共益費の見積もりをとり、請求するよう要求。
3ヶ月くらいしたらできるという返事。
その後説明無し。
自治会費を払った人には領収書が出ていない模様。
【10月下旬】
村役場のM氏がくる。
M氏にポストに入っていたお知らせ文書(自治会費請求)を見せ、共益費と自治会費は別であると説明。
彼も了承しました。
また、自治会設立総会時(8/21)の決定事項、資料の配布(欠席者に対して)が無いことも伝える。
(私は都合により欠席)
その後、自治会から支援物資、役場からの広報、お知らせ版、資料等が一切届かず。
管理人に請求すると、「支援物資は自治会に来たものなので渡せない」と言われる。
そして広報等は「自治会費を支払ってないので配れない」と言われる。



