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厚真町で聞いた声と願い

 各地で亡くなられた方がいる大地震。心からのお悔やみと、一人でも多くの方の無事を祈るばかりです。

 午前3時過ぎの地震に私も目を覚まし、朝に泊まっていた洞爺湖町を出発。本当は今日・明日と西胆振地方をまわる予定でしたがキャンセルし、安平町・厚真町をめざしました。まわる予定だった地域には、日を改めて必ず行きます!

 なお西胆振も室蘭市などで震度5弱を記録するほどですから、党地方議員のみなさんも朝から地域を回っていました。また私の移動も事務所スタッフの運転あってこそです。この連帯した力で成り立っている日本共産党の活動なのです。

 途中で党室蘭地区・苫小牧地区にも寄り、激励や情報収集。ガソリンスタンドやスーパー・コンビニには長い列もできていて、物流機能と何より電気の回復が急がれると痛感しました。この時間も北電の現場の職員は必死だと思いますが、できる限りの対応を願うばかりです。

 安平町では、避難所になっている追分公民館で三浦恵美子町議と合流。すぐ近くで家の壁が落ちた方を訪ねました。スッポリ壁が抜けていて、明日からの雨の予報が心配となります。すぐ移れる知人の空き家を探していることや、夜は怖いので避難所に行くことなどを聞きました。罹災証明や今後の住まいについて私からも話し、三浦町議とも相談しあうこととなりました。  避難所で、いろいろな要望や地震発生のときの葉梨を伺いました。「隣の部屋の孫から『じいちゃん助けて』と聞こえて驚いた」「新聞配達に出た時間に、足下からぶあーっと揺れた」「とにかく家は足の踏み場もないほど。わやだ」

 「わや」というのは北海道弁で「めちゃくちゃ」という意味です。今日1日で何度も「わや」と聞きました。本当に大変な思いをされてきたんですね。胸がつまります。

 移動しながら町を行くと、屋根から崩れた家や道路の陥没も目立ちました。震度7だった厚真町に近づくにつれて、その箇所が目立ってきます。慎重に運転すれば進めますが、停電のなか夜に車を走らせたら絶対にパンクや乗り上げるほど道路に亀裂が入り、10cmほどの段差になっているのです。盛り上がっている箇所もありました。

 伊藤富志夫町議と合流し、たまたま道路の段差を写真を撮っていたら「うちの庭も見てくれ」と声をかけられました。お邪魔したらビックリ、家から庭まで(犬小屋の中も)断層が走っているかのように亀裂が入り盛り上がっています。地震保険に入っているので何とかしたいと話されてましたが、行政の支援を必要としてる家は多いと痛感しました。

 避難所の厚真中学校には、ざっと見て70~80人の方が避難されていました。要望を聞くと「とにかく水と電気」「戻って夜に何か起きたら心配」など、まずは目の前の不安を解消してほしいとの思いが次々。食事の提供も19時頃との予定でしたが見通せず、自治体職員の対応も明らかに人手を必要としているのがわかります。北海道や近隣自治体から職員派遣など応援が欲しいと思いました。

 実はこの時に初めて、厚真町の土砂崩れの写真を、配布されていた新聞号外で見ることができました。ずっと移動などでテレビを見れずラジオから聞こえはしていたものの、これほど大規模な土砂崩れなのかと驚きました。

 消防や自衛隊などの救援をしているため近くには行けませんが、少し離れた場所からでもよく見えます。滑るように崩落し、悲しいことに土砂に飲まれた家も見えました。伊藤町議によれば、土砂崩れがあった吉野地域などは昔からの農家が住んでいるそうです。田を開拓して自宅を山際に建てて、これまでも小さな被害は納戸も起きていたために伊藤町議も質問してきたそうです。少しずれた山肌にブルーシートがかけられていて、昨年の土砂崩れを抑えていたものだそうです。ともかく今は一人でも助かってほしいと、心から願いました。

 まだ書いてないこともありますが、引き続き連絡も取り合って道や国へも反映させたいです。紙智子参院議員も空路で札幌に入り、調査しています。道は災害救助法の適用を申請したので、水や食料などは各地で戸惑うことなく支給されるよう進めてほしい。くらしや住宅などは今後、きめ細かい支援がされるよう橋渡しの役割も果たしたい。

 まずは今夜、疲れている方はお休みください。札幌の我が家は今だ停電中ですが、みんな無事でホッとしています。子どもたちには、こういう時にこそ命や地域のつながりなどの大切さを感じてほしいと思っています。

 明日は今日より、少しでも不安が減る1日になりますように。

【今日の句】つながって 少しは不安 減るように

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