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金正恩氏、トランプ氏1期目に非核化実現したいと発言=韓国政府


[ソウル 6日 ロイター] - 韓国政府当局者は6日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長がトランプ米大統領の1期目に非核化を実現したいと発言したことを明らかにした。

韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を含む特使団は前日、平壌を訪れ、金委員長と会談した。

鄭氏は記者団に対し、韓国と北朝鮮が南北首脳会談を9月18─20日に平壌で開催することで合意したと説明。会談では、朝鮮半島の非核化に向けた「具体的措置」を協議するとした。

鄭氏によると、金氏は韓国特使団に対し、トランプ大統領に対する信頼感は「変わっていない」と発言。トランプ大統領の1期目任期が終わる2021年初めまでに非核化を実現し、米朝の敵対関係に終止符を打ちたい考えを示した。

金氏が北朝鮮の核開発プログラムの解体スケジュールを示すのは初めて。

鄭氏によると、金氏は「朝鮮半島の完全な非核化」を目指す決意を再確認するとともに、この目標に向けて韓国や米国と緊密に協力する意向を表明した。

金氏は一方で、自身の非核化の意志に一部の国際社会から疑念を持たれていることにいら立ちを示した上で、北朝鮮は非核化に必要な措置を先行して実施しているとし、「こうした誠意が誠実に受けとめられれば幸いだ」と語ったという。

金氏は会談で、地下実験場やミサイルエンジン実験施設の解体を含む、北朝鮮がすでに講じた措置は北朝鮮の核実験と長距離ミサイル実験が「永遠に」不可能になったことを意味すると強調。北朝鮮が先行して完了させた措置への見返りが示される場合、北朝鮮の非核化に向けたより積極的な措置を講じることが可能との考えを強く示したという。

鄭氏によると、金氏は、朝鮮戦争の終結を宣言することは米韓軍事同盟や米軍の韓国駐留と関係がない、とも述べた。

これについてインドを訪問中のポンペオ国務長官は記者会見で、非核化には「まだ長い道のりが残されている」と指摘。北朝鮮が核実験とミサイル発射実験を停止したことは「良いことだと考えている」としながらも、「北朝鮮国民の明るい未来のためにわれわれが協議している戦略的なシフトを行うよう金委員長を説得する取り組みは今も継続している」と述べた。

トランプ米大統領はツイッターに「北朝鮮の金委員長は『トランプ大統領に揺るぎのない信頼』を示した!金委員長に感謝する!共にやり遂げよう!」と投稿した。

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