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【Amazon Go】、エッ!何?3号店がオープン!店は馬車から自動車の時代への大転換期?


■シアトル市内に先週、2号店がオープンしたばかりのアマゾンゴー(Amazon Go)の新店がオープンした。今のところプレスリリースなどの正式な発表はないが「アマゾンゴー(Amazon Go)」のサイトには地図とともに3号店の情報が掲載されている。

場所(300 Boren Ave N, Seattle, WA 98109 )はアマゾンのメインキャンパスがあるサウス・レイク・ユニオン地区。今年1月に一般公開されたアマゾンゴー1号店(2131 7th Ave, Seattle, WA 98121)から北東に徒歩10分程度の距離(約800メートル)で、途中にはホールフーズ・マーケット・ウエストレイク店もある。

3号店は59坪(2,100sqft.)となり最も広いアマゾンゴーとなっている。なお1号店(1,800sqft)で50坪、2号店(1,450sqft)は40坪。

3号店の営業時間は平日が午前7時〜午後9時で1号店と変わらないが、土曜日・日曜日は午前9時〜午後6時となっている。アマゾンゴー3号店の商品については「朝食、ランチ、ディナー、スナック、ステープル食品(Breakfast, Lunch, Dinner, Snacks, Grocery Essentials)」とあり、1号店にある「アルコール(Beer and Wine)」は販売していない。アマゾンゴー2号店と同様、3号店は地域的にビジネスマンが多いことで営業時間や商品を変更しているとみられている。

 アマゾンゴーは、人工知能やコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができる革新的な店舗。レジなしで決済できることでレジがなく、レジ係りもいない。

アマゾンゴーにはスマートフォンにダウンロードした専用アプリのQRコードで入店する。QRコードでチェックインすると、自動改札機のようにゲートが開き入店できるのだ。あとは購入したい商品を手に取り店を出ていくだけで、アマゾン・アカウントにある利用者のクレジットカードに自動的にチャージされる仕組みだ。また手に取った商品を商品棚に戻すと、天井にあるカメラやセンサーが認識して、チャージされない。

アマゾンゴーは無人コンビニエンスストアではない。日本のコンビニエンスストアよりも、むしろスタッフの多さが際立っている。入り口にはアシスタントスタッフが配置され、アルコールセクションには買い物客のIDをチェックするスタッフが常駐している。商品補充のスタッフに加えて、1号店ではサンドウィッチやブリトーなどを調理するスタッフが10人以上いるのだ。

あまりにも革新的すぎる店舗であるため買い物客が戸惑う様子も報告されている。「本当に商品を持って出ていってもいいの?」と尋ねる人が後を絶たないのだ。一方、買い物のボトルネックとなるレジがないことから、アマゾンゴーではリピーターが予想以上に多いことも伝えられている。

 アマゾンは5月、シカゴやサンフランシスコにもアマゾンゴーをオープンすることを認めた。また今年2月には、アマゾンゴーをシアトルとロサンゼルスに最大6店舗を年内中にオープンすると報じられていた。


アマゾンゴーの新店についてまだ正式発表はないが、同社のAmazon GoのWebページに地図とともに営業時間などの情報が掲載されている。


3号店目となるキャッシャーレス・コンビニエンスストアの場所は、アマゾンのメインキャンパスがあるサウス・レイク・ユニオン地区(本社キャンパスから1ブロック)。今年1月に一般公開されたアマゾンゴー1号店(2131 7th Ave, Seattle, WA 98121)から北東に徒歩10分程度の距離(約800メートル)。途中にはホールフーズ・マーケット・ウエストレイク店もある。

18年8月28日 - 【Amazon Go】、ついに2号店オープン!酒類がないのは地域柄というより人件費の削減?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。小売業界でアマゾンが存在感を増し、ホールフーズを買収し、レジなしストアを次々にオープン。アメリカ小売業はアマゾンエフェクトにより未曾有の大転換にあります。喩えれば、馬車の時代から自動車の時代に移行するほどのパラダイムシフトになっているのです。にもかかわらず日本からやってくる流通関係者のほとんどが、最新式の馬車を見る姿勢です。

自動車を見ようとしないというか眼中にありません。なぜなら馬車の専門家が率いて自動車をみようとしているからです。具体的に指摘すれば、馬車の専門家(←喩えですよ)がウォルマートを視察するとき売り場しか見ません。アプリにある「ストアモード」や「プライスチェッカー」「リスト」「リオーダー」「ウォルマートペイ」「セービングキャッチャー」「リターン」などの機能はまったくのスルー。カーブサイドピックアップやピックアップタワー等も「流行っているなぁ〜」と眺めるだけになっています。

⇒ホームセンター最大手のホームデポでは「イメージ検索」「リアルタイム在庫」「3Dマップ」等にARを使ったアプリ機能まで、CRMでも大変参考になる事例もあります。が、馬車思考では「食品スーパーとホームセンターは違うから」という理由で却下。水面を滑走するアメンボのように、各地のスーパーマーケットで売り場から売り場にあっちこっちに移動して見学するだけとなっています。30〜40人ぐらいの大人数のグループです。

馬車の時代は、売り場を大勢で見るだけでも勉強になりました。今は違う。人手不足に悩み、接客やレジにおけるサービスやオペレーションの在り方も根本的な見直しを迫られています。消費者もよりパーソナルな買い物を好むようになっています。しかし自動車を見ていないため業務改革も、馬を速く、よりスムーズに走らせるような延長線思考ととどまってしまいます。結局、アマゾンゴーでも、パワーウィンドウを上げたり下げたりする子供のようなはしゃぎぶりになったりします

 具体的に書くと語弊があるので、喩えを多用しています。が、日本でもQRコード決済のAmazon Payが開始される中、そろそろ馬車を見るのをやめにしませんか?

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