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トルコ中銀が次回会合での利上げ示唆、インフレ高進受け


[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコ中央銀行は3日、物価安定への「重大なリスク」に対応する考えを示した。この日発表された8月消費者物価指数(CPI)が約15年ぶりの高い伸びになったことを受けたもので、金融市場の沈静化を図る狙い。

中銀は今月13日に政策決定会合を開くが、今回のコメントは利上げ実施を示したものとみられる。通貨危機の中、脆弱な物価見通しを浮き彫りにした形だ。トルコリラは対ドルで年初から約40%下落しており、食料品から燃料までさまざまな製品コストが跳ね上がっている。

8月CPIは前年比17.9%上昇となり、市場予想を上回った。

この統計が発表された直後、中銀はコメントを発表。「インフレ見通しに関する最近の動向は、物価安定への重大なリスクを示している。中銀は物価安定を支援するために必要な対応を取る方針だ」とし、「金融スタンスは最近の動向を踏まえ、9月の金融政策委員会で調整される」との見解を明らかにした。

投資家にとって大きな疑問は、中銀がインフレ抑制に十分な利上げを実施できるのかという点だ。7月の会合では、予想に反して金利を据え置き、リラ急落につながった。前回の利上げは6月会合で、政策金利である1週間物レポレートを1.25%ポイント引き上げ17.75%とした。

ラポバンクのストラテジストは「適切な利上げが求められており、利上げをすると宣言したことにより、中銀は次回会合で期待を上回るバーを引き上げてしまったかもしれない」と述べた。

中銀のコメントを受け、リラ<TRYTOM=D3>は直ちにこの日の下げ幅を縮めた。1132GMT(日本時間午後8時32分)時点で、1%安の1ドル=6.6100リラ。

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