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風雲急!「任侠山口組」が「六代目」と統合交渉


「任侠山口組が六代目山口組と統合するらしい。水面下での交渉が続いている。この1カ月、急に情報が飛び交っている」

 そう話すのは、東京在住のある暴力団関係者だ。

 2015年8月27日に六代目山口組が分裂し、神戸山口組が結成されてから、丸3年が経過した。さらに、神戸側から分裂する形で2017年4月に任侠山口組が結成された。

 この間、分裂した神戸、任侠はそれぞれ指定暴力団に認定され、3組織間での衝突事件は100件を超えている。

 2017年9月には、神戸市長田区で神戸山口組系組員が任侠山口組織田絆誠代表(51)のボディガードだった組員を射殺する事件が起きるなど、緊張状態が続いていた。

「六代目山口組の執行部は、この分裂状態をなんとかしたいと思っていました。そのため、六代目側に戻りたい組員には、夏休み後の9月5日の定例会まで門戸を開くことを4月に決定して、通達を出してきました。

 来年秋には六代目山口組ナンバー2の髙山清司若頭が出所して戻ってきます。それまでに、分裂状態を一段落させたいという意向です」

 そう話すのは暴力団に詳しいジャーナリストだ。

 だが、いったん割って出た組織に戻るのは簡単ではない。

「神戸山口組は今年の年初、『六代目山口組に戻ることはない』と宣言しました」(同前)

 しかし、任侠山口組の織田代表は発足当初から「山口組を統一するための離脱」と語ってきた。改革が進めば再統一すべきとのスタンスだ。前出のジャーナリストが続ける。

「六代目側は分裂以降、会費減や、本家(六代目山口組司忍組長自宅)当番を廃止するなど、直参の負担を軽減する改革をしてきました。任侠側が戻る条件は整いつつあります」

 ある会社経営者が、現在の織田代表の胸中をこう話す。

「織田代表は『(組員が射殺された)9月12日の一周忌までは態度を表明することはない。それまでは(統合するか)正式には決めない』と話しています。

 となると、9月5日という移籍期限を過ぎますが、統合するならば、そこは調整するでしょう。六代目山口組が改革されなければ戻ることはないが、若い組員の行く末が心配で、統合しなければ組員を救えないのではないか、と思っているようです」

 もっとも、すんなり統合とはいかない、という声もある。都内の団体幹部が明かす。 

「もともと織田代表は、六代目司忍組長と直接の盃の関係がないので、破門や絶縁にはなっていない。ただ、その代わりとして、六代目山口組から永久追放の処分が出ている。だから織田代表以外の組員を復帰させるのではないか」

 前出のジャーナリストも織田代表の復帰はないとみる。

「織田代表と任侠山口組の池田幸治若頭の2人の復帰はありえないです。若い衆のみでしょう。それでも、任侠側は400人を超える構成員を擁し、六代目側に復帰すると一大勢力になる。2つぐらいの組織に分けるかもしれません」

 一方で、別の都内在住の暴力団関係者はこう話す。

「織田代表を復帰させるかもしれないという情報はある。そうしないと、任侠山口組全体がついてこないだろう」

 風雲急を告げる秋を迎える。

(週刊FLASH 2018年9月11日号)

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