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ネット新党ってマジか横粂勝仁代議士!

実は昨日、ブログ集積サイトBlogosを覗いていてたまたま横粂代議士のブログ「新党『改革の志士』設立記者会見」に目がいった。何でも、昨年6月から、毎週木曜日に記者会見を議員会館で開いていて、自身のブログとYoutubeでも配信しているらしい。で、31回目の会見内容が「新党設立」宣言だったというわけ。

橋下市長率いる大阪維新の会や東京の石原新党などが話題になっているおり、若干、興味をひかれて会見内容を字にしたブログを読んだ。驚いた。あまりに内容が空疎で。<党利党略・自己保身・先送り・選挙至上主義・リーダー不在の「既存政治」を、地方の力で、そして若者の力で一刀両断するための新党でございます>というのはいい。でも、それをどう実現するのか?????

<既存政治には「決断」も「実行」もありません><大阪や名古屋など地方から国を変える動きが大きなうねりとなってまいりました><つまり地方からの改革こそが、残された最後の道だと思っております><そこで、東京という地域においても、改革の志士たちの受け皿になるべく、東京地域政党を設立し、全国の地域政党の力の結集により国政を打破していく大きなうねりの一翼を担う覚悟でございます>

などとあるが、抽象論ばかり。「橋下旋風に乗りたい」という心根が透けて見える。

横粂代議士は、2009年の総選挙で民主党から立候補、神奈川11区で自民党の小泉進次郎候補に大敗したものの民主党の風に乗って比例区で復活当選した人物。話題の小泉候補と同じ選挙区ということでテレビを中心に露出度が圧倒的に高く知名度だけは高まった。その後、昨年6月の菅内閣不信任決議に賛成して除名され、現在は無所属。選挙区を東京18区に移して活動中というが、新党に賛同する同志が一人でも得られたのかどうかはまったく言及なし。

その一方で、

<若者政党という立ち位置、そして全国の地域政党をつなぐネットワークとしての役割を果たしていきたいという想いから、党の活動は基本的にインターネット上で行うこととし、改革の志士のFacebookページを作成致しました>とし、<改革の志士の志にご賛同頂ける方を「同志」と呼び、通常の政党における党員にあたるところ、改革の志士のFacebookページの「いいね!」を押して頂いた方を「同志」とカウントし、まずは1万人を目標に致します>
と、ネット政党の概念を提起している。



具体的なプロジェクトとして、政治家を養成する「国会ロースクール」の開講と、<政党交付金と企業・団体献金ばかりに頼ってきたが故に国民目線から大きくズレてしまってきた日本の政治を改革するため>の「1億円プロジェクト」をあげている。ロースクールへの応募も小口献金もネットでということだが、果たして、どれだけの応募や献金があることやら、という思いだけが残った。

で、一夜あけ、今朝の新聞やテレビで、どこかが新党設立について報じているか知りたくて、「横粂勝仁 新党、改革の志士」でニュース検索してみたところ、結果は<「横粂勝仁 新党 改革の志士 」に一致するニュースは見つかりませんでした>という悲しい結果。マスコミに完全無視されてしまっている。頼みのネットはどうか。Facebook上の「改革の志士」公式ホームページで「いいね」を押した人は、17日午後2時過ぎでたった13人。ネットは、時としてとんでもないパワーを発揮するが、こんな戦略なきネット頼みじゃあ目標の1万人も1億円も、道は遠そうだ。

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