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商業施設で子どもたちに迷彩服に違和感は当然 平和な街中で戦闘服姿はそぐわない

埼玉県~市では、企画されたイベントの中に子どもたちに迷彩服を着せるというものがあり、それがその地区の共産党鴻巣市委員会などの申し入れで中止になりました。

「子供の迷彩服試着は不安」共産党要請で自衛隊イベント中止 埼玉・鴻巣」(産経新聞2018年8月20日)

「埼玉県鴻巣市の「エルミこうのすショッピングモール」で20、21日に予定されていた自衛隊のイベントが、日本共産党鴻巣市委員会などの要請で中止されたことが20日、分かった。」

 産経新聞の論調は、あたかも共産党が横やりを入れたことによって、イベントが潰されたかのようなイメージになっています。

 しかし、私も自衛隊がどう評価するのかはともかく、子どもたちに商業施設の中で迷彩服を着せるという企画はどうなのかと思います。

 自衛隊という戦闘部隊に馴染ませるということを幼少期から行いたいという動機そのものに問題があります。何故、このような幼少期の子を対象にしなければならないのでしょう。それでは幼少期では何もわからないままにしみ込ませることにしかなりません。

 かつてナチスドイツの時代、その当時の映像を見て驚いたのが遊園地にある乗り物がみな戦車だったりするのです。今の時代の遊園地であれば自動車(パトカーでもいいです)だったりするのに、それが戦車なのです。まさに幼少期から軍隊に慣れ親しませるというやり方です。
 自衛隊は昨今、人手不足と言われていますが、だからといって幼少期の子を対象にする必要性はありません。

 幼少期の子に迷彩服を着せるというやり方は私にはナチスドイツと同じ臭いしか感じません。

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時折、親が自分の子に迷彩服を着せている子を見かけることがあります。その親は髪の色が金ピカだったりと一見して堅気に見えないことも結構、あります。
 普段、迷彩服を着ているような人たちも同様の傾向がありますが、当たり前に着るようなファッションではありません。迷彩服は戦闘服なのです。

 戦闘服姿の集団を見たらどう思いますか。威圧感、満載ですよ。
 自衛隊が街中を迷彩服姿で行進しても同じです。

 日の丸をつけた特攻服姿は、暴走族系の人たちの好みのようですが、彼らの動機が周囲を威圧することが目的ですが、そうした戦闘服姿は、彼らの要求にぴったりなわけです。

 私の意見に対しては、

 それはお前が自衛隊を違憲と考えているからだ!

 自衛隊に対する差別(侮辱)だ!

と言う人たちがいるかもしれません。しかし、それは自衛隊や軍隊大好きな人たちの発想でしかありません。

 私の見解は、差別でも侮辱でも何でもありません。

 自衛隊が迷彩服を着ること自体がおかしいというつもりもありません。

 但し、前述したように迷彩服姿で街中を行進されたりするのは別です。問題ありです。それはやはり迷彩服という戦闘服であることに由来します。

 今でも中学生、高校生の制服は、軍服から派生したものばかりですが(これくらいまでは許容範囲)、だからといって迷彩服そのものを高校の制服に採り入れたとしたらどうですか。当たり前だと思いますか。

 私には異常な光景としか思えませんが、迷彩服にはそのような性質があるからです。単なるファッションの1つではないということです。

 そういう性質のものを幼少期の子に着せるということです。商業施設の中で堂々と、そのような企画を展開するというのですから、そのような企画に対してクレームが入るのは仕方のないことです。

 企画全体を中止したのは主催者の判断ですが、その判断の是非については何とも言えません。

 ただ少なくともやはり商業施設での迷彩服には違和感があるということを理解された上での判断だろうと思います。

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