- 2018年08月19日 09:00
神奈川県あるある「住んでる県を聞かれて横浜市と言いがち」「神奈川大学は国立ではなく私立」「町田は神奈川の一部」
1/2生まれ育った土地にまつわる「あるある」エピソード。皆それぞれに持っていることだろう。同じ土地の出身同士で話せば、意気投合するきっかけにもなる。
先日、ガールズちゃんねるに「神奈川県あるある!」というスレッドが立った。神奈川県にありがちなこととしては、スレ主の「『どこの県に住んでいるの?』の問いに、 『横浜市!』 といいがち」をはじめ、「神奈川のイメージの8割は横浜」「みんながイメージする横浜は横浜駅周辺ではなくみなとみらい」など、「神奈川県=横浜」のイメージが多く出ている。
神奈川県在住歴33年(鉄道の駅がなく東海道新幹線が素通りする綾瀬市出身)の筆者も、この「神奈川県あるある」を考えてみた。
「神奈川県に住んでると言うと『横浜詳しいでしょ』って言われるけど全然詳しくない」

神奈川県は、都道府県の魅力度ランキング(2017年)で5位にランクインするほど人気が高い。都内へのアクセスが良く、通勤・通学にも便利だ。
東部には横浜市や川崎市など都会的なエリアがある一方で、西部には丹沢山地や箱根といった自然あふれる地域が広がる。南部の相模湾沿いには鎌倉や逗子があり、マリンスポーツを趣味とする人に親しまれている。都会と自然のバランスが良い県なのだ。
しかし、どうしても横浜の印象が強烈だ。出身地を聞かれて「横浜です」と答える人に、「プライドが高くて嫌だ」と思う人もいるようだが、あまりにも街の名前が有名なので仕方ない側面もある。
スレッドには
「神奈川県に住んでると言うとたまに『横浜詳しいでしょ』って言われるけど、全然詳しくない」
という意見があったが、これには筆者も同意だ。横浜駅周辺やみなとみらいには商業施設が林立しており、利便性が高いのは事実だが、休日のたびに行くわけではなく、居住地と遠いため詳しくなりようもない。
ほかに、「『神奈川大学』は国立ではなく、私立」という回答もあった。大学名に「神奈川」を冠しているため、県民でも国立と勘違いしやすい。ちなみに神奈川県の国立大学は「横浜国立大学」だ。ここでも横浜ブランドが威力を発揮している。