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札幌まで延伸しても利用は限られる38%が札幌市民の回答 北海道新幹線に未来はなかった

北海道新幹線が札幌まで延伸すれば、もっと利用が増えるんだ、函館までは効果が薄い、というのが、札幌まで延伸することの根拠でした。
函館までの利用も減少の一途です。
道新幹線利用8.8%減 7月前年比 開業効果薄れる」(北海道新聞2018年8月8日)
しかし、札幌延伸で一番、恩恵を受けるはずの札幌市民の見解は?

道新幹線札幌延伸「利用限られる」30% 道民世論調査 「期待できる」は28%」(北海道新聞2018年8月7日)
「回答者を札幌市に限定すると、「利用は限られる」が最も多く38%、次いで「期待できる」の32%で、延伸先の札幌で期待が広がらない皮肉な結果となった。」
札幌市民も含めた全体では、利用限られるは30%なのに、当の札幌市民は、さらにそれを上回るという悲惨な数字となってしまいました。
 私も同じく利用は限定されるという考えです。

東京までであれば、航空機を利用します。

函館までであれば新幹線を使うでしょう。出発時刻によりけりというのが一番、大きな選択要素になるのですが、飛行機は冬は飛ばないこともあり、そうしたリスクが少ないのが新幹線なので函館までであれば新幹線の利用となります。

しかし、東京であればどうしても飛行機に頼らざるを得ません。冬の飛ばないというリスクを考えても航空機の利用になります。

アンケートの詳細は新聞にも掲載されていなかったのでわかりませんが、利用は限定という場合、どこまでだったら新幹線を利用するのかということになります。函館や青森くらいであれば新幹線という回答が増えても当然ということになります。だから利用は限定的ということになるのですが。

しかも函館までは利用があっても、その間の新小樽(仮称)、倶知安、長万部、新八雲(仮称)などは利用はあるのでしょうか。小樽まで新幹線は使いませんよね。

そうした実感があるからこそ、札幌市民の回答は利用が限られるという結論にならざるを得ません。ある意味では札幌市民の冷静な調査結果と言えます。

新幹線が運んできてくれるもの

それは夢とマネーではなくて、幻想と赤字です。

ここに新幹線の駅ができることを考えたら、その無謀さがわかりますよね。札幌、函館(新函館北斗)間の駅はおまけのようですが。新八雲(仮称)とか乗降客数がゼロの日も十分にありそうです。

ここに北海道新幹線ができるのか… 地元負担だけが重くのしかかり、在来線は切り捨て

税金の使い道の優先順位が全くずれています。

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