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株価の尺度:EV/EBITDA倍率

あつまろです。

株価が割安か割高かをはかるために、モノサシ(尺度)が必要になります。モノサシのひとつとしてEV/EBITDA倍率があります。今回はこのEV/EBITDA倍率をご紹介します。

「EV/EBITDA倍率とは」
「簡易買収倍率」とも呼ばれており、企業の割安性を測る指標です。企業価値(EV)が、事業活動における現金収入(EBITDA)の何年分に相当するかをザックリと数値化したものです。

「EV(企業価値)とは」
EV = 株式時価総額+有利子負債-現預金

自分が企業を買収する視点に立ちます。企業を買収するためには株式時価総額(株価×発行済み株式総数)すべてを購入します。その企業に借金があれば返済の必要があるので費用負担が増えます。逆に現預金がれば費用負担が減ります。

「EBITDAとは」
EBITDA = 営業利益 + 減価償却費

企業の「事業活動における現金収入」を表したものです。営業利益は本業の収益をあらわすと言われています。減価償却は過去の現金支出を会計上では長期間にわたって損失計上するため、実際にはその年の現金支出ではありません。実際の「現金収入」を見るため、会計上は損失となっている減価償却費を足し算で計算しています。

「EV/EBITDA倍率で出た数字をどう評価する?」
例えばEV1兆円でEBITDA1000億円だとすると、10倍という数字が出ます。しかし、この数字を見ただけだと「で?」としか言えません。数字の目安をもっていないとなんとも言えません。私の場合は株式投資するときには8倍以下が望ましいと考えています。10倍を超えると株価に割安感なし、と思っています。数多くのM&Aを手がけてきた日本電産の永守社長は10倍を超える案件については買収案件の持ち込みがあっても買収しないと名言していました。

次回、実際の企業を例にしてEV/EBITDA倍率を計算してみることにします。

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