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NY市場サマリー(2日)

[2日 ロイター] - <為替> 米中間の通商を巡る緊張が再び高まるなかドルが買われ、ドル指数が約2週間ぶりの高水準を付けた。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.51%高の95.109と、7月20日以来の水準に上昇した。

地政学を巡る緊張が高まっている時に買われる傾向がある円は上昇。対ドル<JPY=>で0.08%高となったほか、対ユーロ<EURJPY=>では0.64%上昇した。

ポンドは0.79%安の1.302ドル。イングランド銀行(英中央銀行)は利上げを決定したものの、カーニー総裁が英国の欧州連合(EU)離脱に関連するリスクへの懸念を表明し、金融政策は「歩くべきであり、走るべきではない」との認識を示したことが売り要因となった。

<債券> 国債利回りが低下。米中貿易摩擦を巡る懸念が再び高まる中、安全資産としての国債への投資妙味が高まった。ただ、3日の米雇用統計発表をにらみ、狭いレンジ内での動きにとどまった。

米債は日本国債の動きにも反応した。日銀が想定外の時間に総額4000億円相当の「残存5年超10年以下」を対象にした国債買い入れを通告した。

ジェフェリーズのマネーマーケットエコノミスト、トム・シモンズ氏は「相場は狭いレンジを行き来する動きとなった。3日発表の雇用統計待ちだ」と述べた。

<株式> ハイテク株の多いナスダック総合指数<.IXIC>が1%超上昇。S&P総合500種指数<.SPX>も値上がりした。アップル<AAPL.O>は時価総額が米上場企業として初めて1兆ドルを超えた。

アップルは決算発表後の上昇が続き、2.9%高で取引を終えた。

このほかハイテク大手5社の「FAANG」銘柄では、フェイスブック<FB.O>が2.7%高、アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が2.1%高、ネットフリックス<NFLX.O>が1.8高。アルファベット<GOOGL.O>は0.7%の小幅上昇となった。

ボーイング<BA.N>やキャタピラー<CAT.N>など貿易に敏感な工業株は売られ、ダウは小安く引けた。

<金先物> 対ユーロでのドル高などを背景に売られ、続落した。

米連邦準備理事会(FRB)が前日発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、9月に今年3回目の利上げを視野に入れていることが示唆された。これを受けて、ドル高・ユーロ安基調が前日から継続、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、金は圧迫された。

米国と中国の貿易摩擦が激化し、中国景気が悪化すれば原材料など各種商品需要も減退するとの懸念が再燃し、金が売られた面もあった。

<米原油先物> 国内在庫の増加懸念やドル高進行などを背景に売りが先行したものの、需給引き締まり観測が再浮上し、反発した。

朝方は米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週報で米原油在庫が減少予想に反して積み増しとなったことが相場を圧迫。また、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行したことから、早朝に一時66.92ドルまで下落した。

 しかし、売り一巡後はプラスに反転。米調査会社ジェンスケープのデータで、WTIの受け渡し拠点である米オクラホマ州クッシングの在庫が7月27日から110万バレル減少したとの報が伝えられたことから、市場は一斉に買い戻しで反応した。

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