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米アップル、4─6月業績は予想超え iPhoneX好調


[31日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>の第3・四半期(4─6月)決算は、利益と売上高がともに市場予想を上回った。高価格モデルの「iPhone(アイフォーン)」販売が好調だったほか、アプリ販売の「アップストア」や音楽配信「アップルミュージック」、アイクラウドなどのサービス事業の増収が寄与した。

第4・四半期(7─9月)の売上高見通しも予想を上回った。

決算を受け、引け後の時間外取引でアップルの株価は3.4%高の196.80ドルを付けた。

第3・四半期のiPhone販売台数は4130万台と、市場予想の4180万台を下回った。ただ、販売価格は平均724ドルで、ファクトセットによるアナリスト予想の694ドルを上回った。アップルのマエステリ最高財務責任者(CFO)はロイターに対し、高価格モデル「iPhoneX(テン)」の販売が好調だったと指摘した。

DAデビッドソンのアナリスト、トマス・フォルテ氏は「アップル経営陣がiPhoneXから学んだのは、1000ドルを超えるスマートフォンを売れば、販売台数が減っても利益を上げられるということだ」と話した。

第3・四半期の売上高は533億ドル、1株利益は2.34ドル。トムソン・ロイターI/B/E/Sのアナリスト予想は売上高が523億ドル、1株利益が2.18ドルだった。

売上高は、国別では中国が19%増と好調だった。

また、ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「アップル・ウォッチ」やワイヤレスイヤホン「エアポッズ」などウエアラブル端末の寄与度が増していると指摘した。

マエステリCFOはロイターに対し、ウエアラブル端末の過去10四半期の売上高は100億ドルで、第3・四半期には60%伸びたことを明らかにし、「まだ需要に追いついておらず、エアポッズの生産能力を引き続き拡張している」と述べた。

サービス事業の売上高は、サムスン電子<005930.KS>との係争和解による2億3600万ドルを含めて95億ドル。アナリスト予想の91億ドルを上回った。

第4・四半期の売上高見通しは600億─620億ドルとし、市場予想の596億ドルを上回った。

ただ、アトランティック・エクイティーズのアナリスト、ジェームズ・コードウェル氏は、価格引き上げによるiPhone事業の成長には限度があるとし、投資家の間で高価格への懸念が浮上する可能性があるとの見方を示した。

第4・四半期の粗利益率は38─38.5%、営業経費は79億5000万─80億5000万ドルと予想。トムソン・ロイターI/B/E/Sのアナリスト予想は粗利益率が38.3%、営業経費は78億ドルだった。

アップルの主力商品は今のところ、米中の関税の対象にはなっていないが、トランプ米大統領は数千億ドル規模の新たな関税発動を警告している。

クックCEOはアナリスト会見で、「データセンター関連」やその他の購入が関税の影響を受けるかどうか精査していると述べた。

*内容を追加しました。

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