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新潮45の杉田水脈原稿の言葉狩りは止めて、主題を100文字以内でまとめてみたら「支援の度が過ぎる」「生産性がない」は釣りだった(エビデンス付き)

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杉田水脈著『「LGBT」支援の度が過ぎる』ので何を言いたかったのか

では杉田水脈は新潮45でなにを言いたかったのか。現代国語の問題として主題を300字以内でまとめてみましょうよ。なお新潮45はいつの間にかネトウヨにおもねる印刷部数が2万もないミニコミ誌以下のメディアで、これを買って貢献したくない方はネット上に全文転載した違法なブログがたくさんありますので、「新潮45 杉田水脈 全文」で検索して読んでください。

高校受験の時、理系なのになぜか現国が一番得意で駿台模試で何回か10位以内にはいったのが自慢のわたしが解説します。林修先生に本当は読み解いてもらいたいのでバズフィードが取材に行ってくれないか期待したいです。

まず、タイトルが杉田水脈著『「LGBT」支援の度が過ぎる』なので、そこに引っ張られる人が多すぎます。もし本当にそのことを糾弾したいのなら、政治家ですから「こんな、こんな度が過ぎた支援がある」という具体的な事例が出てくるはずです。論文っていうのはそういうものです。で、こんな支援に税金が使われているんですよ、酷くないですか? につなげる。

では、LGBTにどのような税金が使われているのか。補助金垂れ流しとかやっているのか。参議院の資料を見てみましょう。

税金が使われているとすれば、「調査」「法の整備」「議員の報酬」あたりが大きいと思われます。そうすると彼女の言う「支援」というのはこうした調査や法整備は金のムダだからするなということになりますね。が、タイトルにある「支援」については実は本文では全く触れていない。つまりこれは

釣りタイトル

ということになります。www
「支援」というワードでいかにもLGBTに税金が使われている、けしからんと見せて実は具体的には全く書いてないの。これが釣りでなくてなにが釣りだろうか。
釣られた人の例がこちら

釣りタイトルのあと出てくるのは朝日新聞やメディアの批判です。とにかくLGBTの記事が多いと嘆き、次にはLGBTが認められると制服やトイレが訳が分からなくなってコストがかかるに続きます。パスポートの性欄も変えなければいけないと延々と続き、読んでいる人に「LGBTを認めるとたいへんなことになる」を印象づけます。「生産性」の語句は単なる枕詞程度です。

で、ここでキーワードが出てきます。

なぜ男と女、二つの性だけではいけないのでしょう。

つまり、著者は「男と女、ふたつの性だけでよくLGBTを認めるな」と言っているわけですね。自然の摂理で8%出現するのに、いないことにしろ、または「矯正しろ」というわけです。実際に別の動画では「矯正しろ」と言っています。

で、わたしが著者の言いたいことをまとめますと

男と女以外は不要だし、
子供ができないと困るしいろいろ面倒も多いから、
寝た子を起こさないようにして
本人が苦しもうが関係なく
ストレートとして人生を送らせればいい。

と、たった80文字くらいになってしまいました。ww
自分はそうは受け取れない。主題はこうだと思う人がいればわたしのFacebookのフィードに投稿ください。ディベートしましょう。

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