いろんなところでセミナーなんぞしまして、ソーシャルは楽しいよということをいいますと、必ず
炎上したら怖いんですが大丈夫ですか
ということを尋ねる方がいます。割と女性に多い気がします。新聞やテレビで「炎上」とか言うのが報道されるのを見て、とても怖いらしいです。が、まて・・・
あなたは、剛力彩芽さんですか
と聞きたい。www
さらに剛力彩芽はやっかみで炎上というか罵詈雑言を浴びせかけられたが、前澤さんは別にどってことない。テレビの視聴者の大半は前澤さんなんてほとんど知らない。今回の件で報道されてやっと「ああ、お金持ちの実業家ね」という認知ができたくらいだろう。
杉田水脈だってネットで炎上したくらいでは誰も知らない。新潮45はABCで19,067部(日本雑誌協会 印刷証明付部数 ※参照日:2017年8月)程度のマイナー雑誌で、これだったらわたしのブログの一日の読者と変わんない。www これは印刷部数で返本を含んでるから実際に買われた部数はもっと少ないです。どんどん右傾化とヘイト化してキワモノ読者にアピールしないとやっていけない。可哀想。
杉田水脈だってテレビに出てはじめて「大変なことをバカみたいに堂々と言う人が政治家になってる」とみんな驚いてる。テレビのバラエティのADはネットをググって話題を探しているからそれに引っかかったわけね。
自分もネットでは
Twitterのフォロワー数 27000弱
Facebookのフォロワー数 14511
Facebookページのファン 10465
Instagramのフォロワー 6294
程度なのに、インフルエンサーとか言われることがある。この程度じゃ世間ではたいした影響力はない。
ブログだとはてなのランクはこのあたりにいる。FeedlyのRSS登録が1.2万いるので更新するだけでそこそこの人が見に来てくれる。
で、自分はテレビはよほどのことがないと出ない。出てもいいことがない。ギャラは安いし、仕事が来てもけっこういまはパンパンで受けられないし、テレビに出ても仕事は来ない。ww そして・・・・顔が売れるのはイヤだ。←ココ重要
よく分かってないみなさんは、「永江さんは有名人だから」という人もいるが、ぶっちゃけ、「テレビにさえ出なければ有名人にならない」ということを声を大にしていいたいのである。証拠を挙げよう。
昨日、簡単なリクルートの同期会があったのだが、ほとんどの人から「永江、いまなにしてんの」と聞かれました。
— Isseki Nagae/永江一石 (@Isseki3) 2018年7月26日
ネットなんて、そんなものです。w
大事なことなのでもう一度いいます。
ネットなんでそんなものです。
炎上とかインフルエンサーとか、普通のひとは関係ありません!
リクルートの同期だから、みんな国立大とか一流私大は卒業している。いまは会社経営しているのもいる。しかし20人いて、わたしがブログ書いてるのを知ってるのはまあ5人くらいのものだ。当日は次々と「永江、なにしてんの」と言われて困りました。世の中で知的レベルが高めであっても、おっさん、おばはんになるとこんなくらいの認知度です。同期だってこんなもんなんですよ。
じゃあ若い世代はネットに精通しているから知っているだろうって?
大学に呼ばれてゲストで話したことが何度かあるが、わたしのことを知ってる学生はひとりもいません。街で声を掛けられたことも1回もないですが。サーフィンしようとパンツ脱いでる時に2回と、海では1回声を掛けられました。
ネットを見て回ってるのはほんの一部です
ネットの海を泳いで回っている人は「ネット上でこれだけ目にするんだから有名なんだろう」と考える。
が、
実は物凄く狭い世界
なんです。残念なことに。
いくらインターネットに国民の多くが接続できるようになったといっても・・・
問題はなんのために接続しているかだ。
電子メール80.2%、メッセンジャー55.4%と、これは単に電話等の代わりの土管としての利用だし、ソーシャル54.7%といってもこれにはLINEが入ってるから土管としてと考えても良いくらい。このリサーチにはブログの閲覧というのがブログの開設と更新と並列になっておりどうかと思うが、たったの39%しかない。だいたいこの調査も一番重要な「調べもの」みたいな項目がない・・・・・
そもそもネットに接続しても大多数の人は情報を得るためというより身内や仲間内との交流につかっているわけです。たとえばこれ。
データ的に日本ではTwitterを使ってるのは10〜20代の女性が一番比率が高いはずだが、コメントなんて稀少な薬になるくらいしかこない。おそらく友人同士でフォローし合っているものと思う。あとは芸能人をフォロー。Instagramも同じでしょう。つまり
世代間や価値観で閉じている空間
になっているものと思うのです。
以前にも何度か書いているが